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さいたまの児童養護施設へのクリスマスプレゼント募る おもちゃや絵本など

サンタやトナカイが子どもたちにプレゼントを手渡す

サンタやトナカイが子どもたちにプレゼントを手渡す

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 地元有志ボランティアがさいたま市などの児童養護施設に「クリスマスプレゼント」を届けるため現在、家庭や会社で使わなくなったおもちゃや絵本などを募集している。

トナカイがプレゼントをリヤカーで運ぶ(関連画像)

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 北区の堀谷貴洋さんと蓮田市の松島康生さんが中心となり行っている同活動。松島さんが自宅で使わなくなった「カプセルトイ」を使って、施設の子どもたちを喜ばせようと2009(平成21)年に児童養護施設「いわつき」(さいたま市岩槻区徳力)を訪ねたのが始まり。松島さんが1人で続けていたが「1人では限界」と知人の堀谷さんに声を掛け、同施設と加須市の社会福祉法人・愛の泉(加須市土手2)に2014(平成26)年から届けている。

 施設では、多くの子どもが使うおもちゃは消耗品ということもありサンタからのプレゼントを心待ちにしているという。昨年は、知人友人、告知を知った地域の人からの協力で、2トントラックに平積みで2台分ほど届けたという。

 堀谷さんは「施設にはさまざまな理由があり親と離れて暮らす子どもたちが大勢いる。虐待だったり貧困だったり障がいだったりとそれぞれ事情があるが、サンタさんはみんなに平等に来たらすてきだね、という思いで仲間と続けている活動。サンタとトナカイがトラックで来てリヤカーを引いて搬入するところから喜んでもらえる」とほほ笑む。

 活動を知り協力してくれる団体や人が増えており、子どもたちにサッカーを教えようと宮原サッカー少年団のコーチが有志で参加したり、昨年同様に浦和レッズダイヤモンズの選手が子どもたちとサッカーをしたり、ホンダからも協賛品があるなど「活動が広がっている」と堀谷さんは話す。

 今年からの試みとして、家にプレゼントになるようなものがない人でも「一口500円で子どもたちのサンタクロースやトナカイになれるように」と「チャリティーステッカー」を作製した。「酒味処(どころ) 串八丁」「大宮手打ちそば 吉敷末広」「スパークリングハーツ」(以上、さいたま市大宮区)ほか県内の飲食店、県外の賛同施設で扱っている。

 堀谷さんは、会社員の傍ら、「きっかけLab.」の代表として東日本大震災被災地の復興を祈る「キャンドルナイト」の企画運営や地域のイベントの運営、学童保育の手伝いなど地域の活動を行う。

 「一昨年からは協力者が増え数人でサンタやトナカイに仮装してにぎやかに届けている。子どもたちはプレゼントを喜んだり、おしゃべりしたりとほほ笑ましいが、昨年行った時に5歳くらいの女の子に『何が欲しい?』と聞いたら『抱っこ』と答えて、そばから離れなかったのが忘れられない。今後も続けていきたい」と話す。

 「多くの人の助けを借りて活動でき、毎年施設の子どもたちからたくさんの笑顔をもらっている。まだ使えるおもちゃ、読まなくなった絵本、まだ着られる衣服などを寄付していただけたら」と呼び掛ける。「非常にありがたいことに多くの協力を頂いており、衣類は洋服を買うのが困難な子どもたちを支援する蓮田市の団体に渡すこと、一部のおもちゃはリサイクルショップなどで換金することもあるが、いずれにしても必ず子どもたちのために使わせていただく」とも。

 物品寄付の申し出・問い合わせはフェイスブックメッセージで堀谷さんまで。近隣であれば直接引き取りも可能だが、できるかぎり郵送をお願いしているという。送料元払いのみ受け付ける。大宮駅東口の「串八丁」(大宮区下町1)に預けることも可能。要事前連絡。家電製品、日本人形、フランス人形など子どもたちがみんなで使えないものは不可。衣類はクリーニングか洗濯したもので、メンズの未開封以外の下着は不要。受け付けは11月末ごろまで。

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