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大宮タカシマヤ「埼玉ながさき屋」、埼玉・長崎懸け橋に「コラボカステラ」販売

「しっとり窯焼き 長崎のカステラ 埼玉 小松菜・抹茶」。ずっしりと重みがあり、もっちりした食感が特徴。

「しっとり窯焼き 長崎のカステラ 埼玉 小松菜・抹茶」。ずっしりと重みがあり、もっちりした食感が特徴。

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 大宮タカシマヤ(さいたま市大宮区大門町1)の長崎県商工会連合会直営のアンテナショップ「埼玉ながさき屋」が現在埼玉県と長崎県のコラボ商品を販売している。

カステラの断面をイメージしたパッケージ

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 地下2階の食品フロアに昨年10月13日、オープンした同店。長崎県の名物であるカステラやちゃんぽんをはじめ、水揚げ魚種数日本一の特徴を生かしたかまぼこなどの水産加工品に至るまで、幅広い商品を販売する。

 「長崎県と埼玉県の懸け橋のような役割を果たせればと考えたのがコラボ商品開発のきっかけ」と話す市場開拓課の是永和子さん。コラボ商品の第1弾として「小松菜カステラ」を開発し、10月から販売している。「しっとり窯焼き 長崎のカステラ」は佐世保市北部商工会員で菓子の製造・販売を行う「冨重製菓」が手掛ける。手焼きで仕上げるカステラは「ずっしりと重量があり、もっちりとした食感が特徴」と是永さん。埼玉県の特産、小松菜と狭山茶を生地に練り込んだ「埼玉 小松菜・抹茶」のほか、「埼玉 小松菜」「伝統製法(プレーン)」の3種の味をそろえる。

 パッケージや商品の大きさも工夫する。パッケージはカステラの断面に見立て、見た目のインパクトから若い人の目にも留まりやすいようにした。ナイフで切らずにシェアできるようカステラには十字の切れ目を入れ、数人で分けやすいサイズに仕上げる。生地に練り込む小松菜の配合量など、何度も試行錯誤を繰り返して完成したという。

 是永さんは「今秋から『埼玉ながさき屋』としてのイベント出展が増えてきた」と話す。9月28日には、長崎県のサッカーチーム「V・ファーレン長崎」と「大宮アルディージャ」の試合がNACK5スタジアムで開催され、スタジアムブースに出展。「島原手延べ素麺」の試食会のほか、観戦中に食べられる菓子やかまぼこなどを販売し「全品完売の盛況だった」と振り返る。

 今後はコラボ商品として、川越芋を使った「かんころ餅」の開発を企画している。「第2弾、第3弾と展開していければ」とも。

 営業時間は10時~19時。

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