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さいたまに雑貨店「ダルトンファクトリーサービス」 県内初出店、倉庫型大型店舗

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 雑貨や家具などを扱う倉庫型店舗「ダルトンファクトリーサービス大宮店」(さいたま市見沼区大字中川)がオープンして1カ月がたった。

外観

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 埼玉県では初出店、ダルトンファクトリーサービスとしては4店舗目となる同店。総売り場面積は約880平方メートルで、1階正面には吹き抜けを利用し、大きなタコノキをシンボルツリーとして設置。公園のような開放的な雰囲気の店内各所にはインスタスポットを設けている。

 静岡県静岡市に本社を置き、今年で創業34年になる同社。マーケティンググループチームリーダーの藁谷聴(わらがいあきら)さんは「必ずしも便利ではなくても、心に豊かさを感じさせるものを創っていこうという思いを込めて店作りをしている。これまでのダルトンファクトリーサービスの店舗は居抜きで倉庫をリノベーションしていたが、大宮店は初の試み『ゼロから作り上げる倉庫型店舗』として、更地の状態からコンセプトを練り上げ、外観や看板にもこだわり、第二産業道路から見ても目を引くよう、ワクワク感や楽しさを感じてもらえる世界観にした」と話す。

 さいたま市見沼区に出店したのは「アクセスの良さも一因」だという。藁谷さんは「首都高速道路のさいたま見沼出入り口が近く、都内まで1時間以内で行ける。このアクセスの良さが気軽に来店して頂ける要因になるのでは」と話す。

 店内にはメタルプロダクツのほか、「遊び心のある」カラフルな商品や、「世代を問わず楽しめる商品」をそろえる。ダルトンの自社製品が8割、ダルトンの雰囲気と合う国内メーカーからのセレクト品が2割。一点物のビンテージの商品も今後は増やしていく予定だという。 さいたま市見沼区から訪れた利用客は「ガーデニング用品がとてもかわいく使いやすい。キッチン雑貨も豊富で広い店内を見るのが楽しい。眼鏡回りの小物も充実していて助かる。ギフトにもぴったり」と話していた。

 コロナ禍でアウトドア商品やガーデニング商品の需要が高いという。大宮店の烏田大和(からすだやまと)店長は「ガーデニング用品はリーズナブルな価格帯なので初心者も始めやすい。カラフルでかわいい植木鉢が人気」と話す。烏田さんは同社他店舗「ZAPADY-DOO(ザパディドゥ)」(東京・代官山)の元店長。同店オープンのために大宮に引っ越し、準備を進めてきた。「テーマパークに行くような気持ちで店に来てほしい。店内の撮影はどこでもOKなので、楽しんでもらえたら」と烏田さんは意気込む。

 2月4日からは「スパイスアップホーム」のイベントを開催予定。これまで「差し色」として商品展開をしていた人気カラー「グレーグリーン」をテーマに、雑貨やインテリアを集める。

 営業時間11時~20時。

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