さまざまな障害を持った人たちが働く場として作られている福祉作業所16カ所が参加して、福祉作業所で作られたクッキーを販売するクッキーバザール2013が2月1日～3日、浦和コルソ（さいたま市浦和区高砂1）で開催される。

講師を呼んで、クッキーの陳列の勉強会を行う様子

　NPO法人ハンズオン！埼玉が始めたクッキープロジェクトの一環として開催する同バザール。開催は今回が5回目となる。

　「地域でおいしいものを障害者も作っていることを知ってほしい。いつも作ってくれてありがとう、と言われたい。それが障害者の人たちのモチベーションにつながる。」と同プロジェクト事務局スタッフの若尾明子さん。

　福祉作業所は埼玉県内に400カ所あり、そのうちクッキーを作っている福祉作業所は約2割という。今回のバザールへは、これまでで最多の16作業所が参加している。

　「福祉作業所のクッキーは市役所の一画など限られた販路しか持っていない。クッキーバザールを通じて多くの人に活動を知ってもらえれば」とも。

　営業時間は10時～20時。