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浦和で「クッキーバザール」-埼玉県内の作業所がプロたちと商品開発

バレンタイン限定企画「魔法のクッキー」

バレンタイン限定企画「魔法のクッキー」

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 埼玉県内の作業所が、プロのシェフやボランティアなどとコラボして開発したクッキーを一斉に販売する「クッキーバザール2014」が現在、浦和コルソコミュニティプラザ(さいたま市浦和区、TEL 048-824-5555)で開催されている。主催はクッキープロジェクト。

会場の様子

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2007年に始まった同プロジェクトでは、さまざまな障がいを持った人が働く作業所とプロやボランティアがコラボレーションして魅力的なクッキー作りを進めている。その集大成の場として、各作業所が作るクッキーを一堂に集めて販売する。今年で6回目。

 今年は県内16の作業所が50種類以上のクッキーを出品。バレンタイン限定企画として「恋する魔法のクッキー」をテーマにした企画商品も開発した。会場では、「大人の恋の媚薬(びやく)」といわれるキャラウェイを練り込んだ「キャラウェイココア」(120円、製造=ほっとラウンジ)や、「おさつ」「チョコ」「さやま茶」の3つの味のパウンドケーキを楽しめる「バレンタインギフトセット」(800円、製造=第3川越いもの子作業所)、カカオの風味が豊かな濃厚なチョコケーキ「ハートのブラウニー」(150円、製造=フレンズネット)などを販売。

 併せて、各作業所が普段から作っているクッキーも多数販売しており、福祉作業所が作る焼き菓子を対象としたコンテスト「Premium Quality Cup in SAITAMA」で2013年優勝した「ちょこっとミント」(120円、製造=幸手学園)や2009年準優勝の「フルーツたっぷりのケーキ」(650円、製造=シンフォニー)など、これまでのプロジェクトで味やパッケージに工夫を重ねてきた個性的なクッキーを並べる。

 イベントの開催に先立ち、1月にはカリスマ駅弁販売員として知られる三浦由紀江さんを講師に迎え、接客を学ぶ講座を開いた。同プロジェクトの若尾明子さんは「工夫を凝らしたおいしいクッキーとメンバーが練習を重ねた接客に注目してほしい」と来場を呼び掛ける。

 販売時間は10時~20時。2月2日まで。

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