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さいたま新都心で自転車レース「さいたまクリテリウム」 世界トップ選手出場

観客の目の前を走る世界のトップ選手

観客の目の前を走る世界のトップ選手

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 自転車ロードレース「ツール・ド・フランスさいたまクリテリウム」が11月9日、さいたま新都心駅周辺で開催された。主催は、さいたま市クリテリウム組織委員会と一般財団法人「さいたまスポーツコミッション」。

落車を乗り越えて優勝したヨナス・ヴィンゲゴー選手(デンマーク) © Yuzuru SUNADA

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 毎年7月にフランスで行われる自転車ロードレース「ツール・ド・フランス」で活躍した選手を招き、さいたま新都心駅周辺の特設コースを周回して順位を競う同大会。2013(平成25)年に第1回を行い、今回で11回目となる。

 60人の選手が参加した今大会には、ツール・ド・フランス総合優勝2回を誇るヨナス・ヴィンゲゴー選手(デンマーク)など世界トップクラスの選手が出場。国内選手では、さいたま市出身の渡辺悠太選手、ロード男子ジュニアの新藤大翔選手が出場した。

 大会当日は午前中から雨が降り、13時35分スタートのタイムトライアルレースは雨の中でのレースとなった。14時55分開始のメインレースのスタート時には雨がやみ、レースが始まった。落車のアクシデントを乗り越えたヴィンゲゴー選手が優勝を飾った。

 さいたまクリテリウムは、観客の目の前を選手が通過する迫力が魅力。今大会では8種類の観戦チケットを発売。沿道で食事をしながら観戦できるものや、大会前日のファン感謝祭に参加できるチケットも用意。オープニング走行を選手と一緒に走行できるライダーチケット、さいたまスーパーアリーナ内のピットエリアで観戦可能な「選手ふれあいチケット」もあった。同エリアではレース前の選手を間近で見ることができ、オープニングイベントや表彰式を最前列で楽しむ姿も見られた。表彰式終了後も、選手は時間の許す限りサインや写真撮影に応じ、ファンと交流した。

 組織委員会会長の清水勇人さいたま市長は「ドラマチックなレース展開で、落車したヴィンゲゴー選手があそこまでの走りをするとは驚いた。本大会でも落車などのトラブルを乗り越えてきた強い選手たちの離れ業を見ることができた」と振り返った。

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