「いわつき小商いの学校2025~まちで始める小さな副業~」が11月25日から、岩槻区役所多目的室で始まる。主催はいわつき小商いの学校委員会、後援はさいたま市。
同講座は、自分の趣味や得意を生かし、地域の中で小さく始められる自分サイズの副業「小商い」を学ぶ全4回の連続講座。初回となる11月25日は、講師による講演会で小商いの考え方や始め方に触れ、これから挑戦する人に向けた基礎的な考え方を学ぶ。続く12月2日は、地域で小商いを行う実践者の体験談を聞きながら、現場での工夫やエピソードに触れる。
3回目の12月9日は、参加者自身のアイデアを形にするワークショップ。好きなことや得意なことを、どのように「まちでの小さな副業」につなげるかを具体的に整理する。最終回の12月16日は、考えた企画を発表し、参加者同士で意見を交わしながらブラッシュアップする回となる。希望する参加者は、内容によっては1月に開催予定のマルシェに出店できる可能性もあり、講座で練ったプランを実際に試す機会につながる。
講師は、「BABAlab(ばばらぼ)さいたま工房」(南区)を運営し、「100歳まで働ける場づくり」を掲げる桑原静さん。コミュニティービジネス支援や地域の働き方づくりに長く携わり、さまざまな副業・起業をサポートしてきた。事例紹介として出演するte*soraさんは、ハンドメード作家として、さいたま市を中心に各地のマルシェへ出店している。
桑原さんは「副業は、仕事をしている人や子育て中の人、介護をしている人でも、自分の時間に合わせて無理なく取り組める。趣味や得意を生かして少し稼ぐためのポイントを、この講座で学ぶことができる。ぜひ気軽に挑戦してみてほしい」と話す。
開催時間はいずれも10時30分~12時。参加費は2,000円。定員は20人程度。申し込みはフォームで受け付ける。