大宮駅西口のソニックシティホールで、5月22日、日本フィルハーモニー交響楽団による「さいたま定期演奏会」が開催される。
2000年9月からソニックシティホール、さいたま市、日本フィルハーモニー交響楽団の共催で開いている市民向けのクラシックコンサート。奇数月に6回と12月下旬に1回の年間計7回の定期演奏会を続けている。
開催当初は来客数の伸び悩みもあったというが、現在では各回平均約2000人が集まり、回によっては2400人分のチケットが完売するという人気ぶりを見せている。
ソニックシティ事業企画部事業企画課の田中康士郎さんは「今回で89回目。12年以上の定期公演をコツコツ続けてきて、周知され集客に困ることも少なくなった。引き続き年間7回のペースは維持したい。利便性の向上のために、昨年からソニックシティのホームページからもチケットを買えるようになり、今年からはメールマガジンの配信も開始した。より多くの人に聞いてもらいたい」と意気込む。
同施設では、クラシックコンサートを聞く人の裾野を広げるため、ポピュラー向け演奏会「プレミアムコラボシリーズ」を3年前から開いている。さだまさしさんと日本フィルハーモニー交響楽団のコラボイベントを開くなど、クラシックを好きになってもらう試みにも取り組んでいる。
毎回、開演時間に間に合わないビジネスマン向けに、会社帰りに後半の演奏会から聞く半額チケットを当日券に残席がある場合のみ販売する。さいたま市在住・在勤・在学者には1000円割引でチケットを販売する。
19時開演。チケットは、S席=5500円、A席=4500円、B席=3500円、Ys席=2000円。