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さいたまスマイルウーマンフェスタ、盛況に 働く女性支援

男子チアリーディングなどがメーンステージを盛り上げた

男子チアリーディングなどがメーンステージを盛り上げた

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 さいたまスマイルウーマンフェスタ2015が9月12日・13日にさいたまスーパーアリーナ(さいたま市中央区新都心8)で開催され、2日間で合計2万3000人以上が来場し賑(にぎ)わった。

埼玉大学のメリンちゃんなど、キャラクターも多数応援に

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 2013年に第1回が開催され、今年は3回目。主催はSAITAMA Smile Womenフェスタ実行委員会(事務局=埼玉県産業労働部産業支援課)。「趣味も仕事も子育ても もっと楽しむ私になるための2日間」をコンセプトに、女性に関わる商品を扱う企業や団体、飲食店など約160社・団体がイベントに出展・協賛した。

 体験ブースは、親子の写真をカメラマンに撮影してもらうコーナーや、ハンドマッサージ、特産物の販売、新商品の紹介などさまざまで、開場すぐに行列ができるブースもあった。中央区から家族4人で来たという女性は「子どものモデル体験で、ヘアメークをしてもらった。とても楽しかった。もっとゆっくり見たいブースもあったので、来年もあったらぜひ来たい」と話した。

 団体の活動や、新しい事業を紹介するブースも多く、北与野にある女性起業支援ルーム「Cocoオフィス」からは、起業間もない女性たちが共同で出展し、コグマーレ代表の加藤由美子さんは、母乳アルコールチェッカーを輸入販売する事業を紹介。「たくさんの人に足を止めてもらった。友達や、娘さんにプレゼントしたいと言ってくださった方もいた」と、思った以上の集客に満足そう。

 場内のメーンステージでは、男子チアリーディングチーム、ファッションショー、お笑い芸人によるパフォーマンス、キャラクターショーなど多彩な催しで会場を盛り上げた。今年初めて入り口付近に設けられた場外ステージ「からふるライブステージ」では、中学生たちによる和太鼓、ママコーラス、フラダンスなグループなどが出演した。

 主催の同実行委員会事務局の荏原美恵さんは「3回目の今年のテーマは『私らしく輝くヒント』なので、多方面で輝く女性たちにフォーカスを当て、女性伝統工芸士・谷野ひろこさんによる紙すき体験コーナーや女性消防団や女性警官のワークショップ、農業女子などのブースで実際に活躍する女性を身近に感じられるような企画もたくさん設けた」と説明する。

 前年度を上回る来場者数や、「来年もあったらぜひ来たい」などの来場者の声を受け、「来年度の開催は未定だが、おかげさまで来年度開催を望む声が大きいので、期待に沿うようにしていきたい」と話す。

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