大宮コワーキングスペース7F(さいたま市大宮区宮町1、TEL 048-729-5197)の貸し会議室で3月11日、東日本大震災復興支援のチャリティーコンサートが開かれる。主催はコワーキングスペースOffice7F。
2013年から始め、今年で4回目になる同コンサート。今回はオカリナ奏者の岡崎裕子さんが協力し演奏する。コンサート後は軽食とともに、防災カードゲーム「シャッフル」などを行い、震災やボランティア、復興支援のことなどを話す。「ボランティア、仕事、支援、観光などいろいろな立場で現地に行った人がいる。体験を話し共有して、自分ごととして思い出し、忘れない機会にしたい」と企画担当のエバーグリーン・プランニングの安部邦昭さんは説明する。
オカリナ奏者の岡崎さんは、大宮出身・在住。オカリナとフルートの指導と演奏を行う。2012年6月から毎月最終日曜に、「オカリナで自立支援」というコンセプトで、宮城県石巻市の仮設住宅集会所でワークショップを開いている。
コンサート参加費用の一部は、震災や自然災害などによりコミュニティーの再生が必要とされる地域などに仮設の図書館を設置する活動を行っている社団法人「みんなのとしょかん」に寄付される。
安部さんは「昨年のクラシックギターの演奏も好評だった。今年はオカリナの優しい音色をゆったりと楽しんでもらえれば」と呼び掛ける。
開催時間は19時30分~21時30分。参加費は2,000円(軽食代と募金に充てる)。飲み物は持ち寄り制。