聖学院大学(埼玉県上尾市戸崎1)のチャペルで7月8日、熊本地震による被災地のためのチャリティーコンサートが開催される。
聖学院大学の学生による大宮駅での熊本地震被災者支援のための募金活動の様子(写真提供=聖学院大学)
女声コーラス「グリューン」の団員80人が「菩提(ぼだい)樹」「野ばら」などクラシックや「グリーンスリーブス」「赤とんぼ」などを歌う。
同コーラスは、1992年にさいたま市・上尾市の各教育委員会と女子聖学院短期大学(現、聖学院大学)が開いた地域住民のためのコーラス講座の受講生により発足。同大学の藤田明名誉教授の指導の下、活動している。定期演奏会のほか、2009年からは同大学チャペルで毎年クリスマスコンサートを行っている。
藤田教授は「親しみやすい曲の演奏を予定している。チャリティーコンサートは有料のものが多いが、今回は演奏会後に自由なご寄付を呼び掛け、皆さんと一緒に熊本の被災された方々のために祈りたい」と来場を呼び掛ける。
コンサート終了後にロビーで寄付を募る。集まったお金は、義援金として日本赤十字社を通じて被災地へ寄付する。
これまで同大学では、学内の団体、ボランティア・アソシエーション「グレイス」、復興支援ボランティアチーム「SAVE」などが、学内および学外で募金活動を4月と5月に実施。計約18万円を被災地へ寄付している。
18時40分開演。入場無料。