東北・上越新幹線の初代車両である200系新幹線がこの春に引退するのを記念して、鉄道博物館(さいたま市大宮区大成町3)で現在、「さよなら200系新幹線」記念イベントが開催されている。
200系新幹線は、1982(昭和57)年の東北・上越新幹線の開業とともにデビューした車両。降雪地でも走行できるよう、前部の雪をはね飛ばすための装置や、車両の下部をぐるりと包むなどの特徴がある。
同館では、展示している200系新幹線車両で2つのイベントを行う。
「音で旅する200系新幹線「さよなら200系新幹線版」では、200系新幹線車内で上越新幹線開業当時の放送を再現するプログラムを特別編成で実施する。開催期間は3月11日~15日の11時~11時10分。
「200系新幹線の汽笛吹鳴実施」では、鉄道博物館としては初めて200系新幹線の汽笛を吹鳴する。開催期間は3月9日~15日の14時~14時20分。
開館時間は10時~18時。火曜休館。入館料は、一般=1000円、小中高生=500円、幼児200円、2歳以下無料(同イベントは入館料のみで入場可能)。