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さいたま新都心駅に埼玉県PRカフェ「カフェタマ」-JR東日本と県協力

店舗イメージ

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 さいたま新都心駅に4月13日、食を通じて埼玉の地域生産品や地域の魅力等を発信するカフェ「カフェタマ」(TEL 050-3797-3178)がオープンした。運営は、ジェイアール東日本フードビジネス(東京都北区)。

「高麗郷丸大豆醤油」で漬け込んだ空揚げをトッピングした「唐揚げカレー」

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 同カフェは、埼玉県観光課・埼玉県物産観光協会・JR東日本大宮支社、ジェイアール東日本フードビジネスが協力して企画。JR東日本が、地域との連携強化による地域活性化を目的に進める「地域再発見プロジェクト」の一環として提案し、埼玉県が話を受けて実現した。

 開店当初のメニューは、73種。そのうち、56パーセントにあたる41種に県産食材を用いている。県産食材を用いたメニューは、狭山茶を使った「狭山抹茶ソフトあんみつ」(480円)、県産の「高麗郷丸大豆醤油」で漬け込んだ空揚げをトッピングした「唐揚げカレー」(680円)、川越はすだ農園産の高糖度イチジク種のジャムを添えた「ベイクドチーズケーキ」(450円)、毛呂山町産のユズを使った「柚子蜜ドリンク」(260円)、狭山茶を使ったゼリーに埼玉県産米粉を使ったお菓子を添えた「自家製とろ~り狭山抹茶ゼリー」(300円)など。県産食材を利用しているメニューには、コバトンのロゴマークを表示する。

 店はカフェスペースとテークアウトコーナーで構成。店舗面積は80平方メートルで、席数は38席。一部の席には、携帯やパソコン用の電源も備える。店内は小江戸・川越をイメージし、格子やしっくいなど和モダンな内外装。ロゴマークには、埼玉県の花であるサクラソウをモチーフとしてあしらう。メニューに使う食材や加工品の詳細情報を紹介したポップやポスターも掲出している。

 店頭には、デジタルサイネージを設置し、メニュー紹介のほか、食材の原産地情報などを今後紹介していく予定。「今回の商品開発にあたって埼玉県内の地域食材を訪ねて歩いたが、とても魅力的な食材が多かった。一方で、生産者や地域の人はその魅力に気付いていないと感じることが多かった。これらの食材を使った新しいメニューで、食材の魅力を新しい形で提案したい」と担当者。「地元の方だけでなく、さいたまスーパーアリーナなどのイベントに全国から来られる人々に、埼玉県の魅力を発信していきたい」とも。

 営業時間は、カフェスペース=平日7時~22時(土曜・日曜・祝日は21時まで)、テークアウトコーナー=11時~20時。

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