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さいたまにホルモン焼き新店 牛豚ホルモン専門卸50年の会社が出店、希少部位も

新鮮なホルモン各部位がそろう

新鮮なホルモン各部位がそろう

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 創業50周年を迎えるさいたま市中央区の牛豚ホルモン卸専門問屋「一色」(中央区本町東7)が、直営飲食店「ホルモン焼き 礼(れい)」(浦和区高砂2、TEL 048-834-7007)を2月20日に、オープンする。

「ホルモン焼き 礼」店長の木村さんと一色の営業部長の竹内さん

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 自社商品を業者や飲食店へ卸す専門卸として1968(昭和43)年に創業し、市場から車で数分の立地を生かし、牛は約20種、ブタは15~20種の部位を常時取り扱う同社。2016年4月には自社工場隣に一般家庭向けの直売所もオープン。ホルモン各部位のほか、特製モツ煮、モツ鍋セットなども販売している。

 創業者の一色勝会長の代からの経営理念で、「牛豚の内臓一筋」を守り続けてきた同社。一色泉社長は「今回の飲食店への出店も会長のかねての構想だった。50年続けてこられたのもお客さま、社員や家族などみなさんに支えていただいたおかげ。引き続き100年、150年企業を目指すため今回新たな挑戦をさせていただいた。ここでホルモンを食べて、弊社から仕入れたいと思っていただけたら」と話す。

 メニューは、「牛上みの(734円)」「牛ハラミ(734円)」「牛上タン塩(1,382円)」「豚レバー(410円)」「豚ホルモン(410円)」など常時そろえる牛豚ホルモンのほか、メニューにないサンドミノなど希少部位を仕入れに応じて提供する「ホルモンMIX(1,058円)」、佐賀県産伊万里牛「特選カルビ(1,706円)」「上ロース(950円)」「包焼ハンバーグ(540円)」などもそろえる。基本の味付けは日によって変わる。店長の木村剛さんは「今回塩味、次はタレなど、毎回楽しんでいただけるようにする」と話す。

 1階はカウンター席8つと4人掛けテーブル席が3つ。2階はテーブル席4つで16~17人で貸し切りも可能。焼き肉専用の換気扇を各テーブル鉄板上に設置、店内にはほとんど煙がこもらない。営業部兼飲食事業部統括部長の竹内洋記さんは「ホルモンはどちらかというと男性に好まれるが、コラーゲンや鉄分が多く含まれる部位もあるので、ぜひ女性にも食べていただきたい」と話す。

 木村店長は「牛豚ホルモンを中心にした飲食店は少ない。どこよりも新鮮なホルモンを各部位一番おいしく食べられるようにして提供するので、食べなれている人も初めての人もまずは先入観を持たずに自分で来てホルモンを体感していただきたい」と自信を見せる。

 営業時間は16時~24時(23時ラストオーダー)。月曜定休。オープンから1カ月は月曜も営業する。2月20日~25日はオープン記念で、生ビール・ハイボール・サワーを108円で提供する。

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