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さいたまのサッカークラブチームが小学生対象のスクール コーチの半数は教員

生き生きとプレーする子どもたち

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 関東1部リーグに所属するさいたまサッカークラブ(埼玉県さいたま市西区三橋6)が4月、小学生を対象としたサッカースクール「SERIO SCHOOL(セリオスクール)」を開校する。

楽しそうにプレーする子どもたち(関連画像)

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 1953(昭和28)年に設立された「埼玉県教員サッカークラブ」が前身となる同クラブ。チーム名の通り教員がメンバーのクラブだったが、2000年に名称が「埼玉サッカークラブ」と変わり、誰でも加入することができるようになった。理事長の荻島広行さんによると今も50~60人いるメンバーの半数以上は教員という。

 2014年3月にNPO法人として登録。地域貢献活動にも力を入れており、地域の小学校へ出張サッカー教室なども行う。「昔からサッカーが盛んな埼玉でその伝統を子どもたちに引き継いでいきたい」と今回のスクール開校の運びとなった。

 荻島さんは「現役バリバリで活躍している選手が指導に当たる。教員のメンバーも多いので、子どもの指導もきちんとした対応ができる。サッカーが初めてというお子さんにも丁寧に指導するので保護者の方にも安心していただけると思う」と話す。「セリオはイタリア語で『真面目』という意味。真面目に楽しくサッカーを学んでいただけたら」とも。

 3月21日に行われた体験会には雨の中15人ほどの参加者があり、さいたま市桜区の小学5年の恩田陽希くんは「今までにやったことがないような練習内容で、とても楽しかった。上手なコーチたちと練習できてうれしかった」、同市浦和区の宮島佑季くんは「楽しかった。雨だけどたくさんできてよかった。大人に負けてくやしかった」と話した。

 指導にあたった秋山健二監督は「みんな笑顔でプレーしていて、今日も楽しんでいただけたと思うが、次はもっと楽しくなるはず。楽しくサッカーができる環境を提供できる歴史あるチームで、また一緒にボールを蹴ろう」と呼び掛ける。

 事務局長の齊藤純希さんは「クラブチームが運営するため、コーチはコーチ業専任、事務や経理は担当者がそれぞれいるので、保護者の方にお手伝いをお願いすることはない」と話す。「コートの近くにスーパーもあるので、お子さんがレッスン中に夕食の買い物を済ませていただくこともできる」とも。

 レッスンは月4回金曜。時間は小学1・2年=16時~、小学2・3年=17時~、小学5・6年=18時~。月会費は6,800円。定員は各25人。会場は西大宮スポーツパーク(さいたま市西区宮前町)。無料体験は随時行う。

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