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さいたま市長選挙の投票に行こう-投票率アップへ市民がさまざまな取り組み

各候補者の政見放送を見ることができる「e-みらせん」

各候補者の政見放送を見ることができる「e-みらせん」

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 5月19日に投開票が行われるさいたま市長選挙に向けて、さまざまなグループが中立な立場から候補者の政策を比較できるサイトや資料作りなどの取り組みを行っている。

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公益社団法人埼玉中央青年会議所は、各候補者の政見放送を撮影し、ユーチューブにアップしている。「自治体の首長選挙でも、政見放送的なものをいつでも見られるようにしたい。また、パソコンやスマートホンからいつでも見られるようにすることで、候補者の生の声を聞いて投票を決めてほしい」との思いから制作した。掲載期間は5月19日までで、「e-みらせん」のホームページから閲覧できる。

 「さいたま市民自治フォーラム」「都市づくりNPОさいたま」「さいたま・まちプラン市民会議」「まちづくりネットワーク・さいたま」の4団体は合同で、「市民参加のまちづくり」に関する公開質問を各候補者に対して行い、その回答を都市づくりNPOさいたまのホームページで公開している。

 SNSを使った有志のグループも、選挙の客観的な判断材料をつくる取り組みを進めている。フェイスブックのさいたま市グループをプラットフォームにつくられた有志グループ「選挙へ行こう☆PJ」では、客観性と中立性にこだわった各候補の政策を比較できる資料づくりを進めている。プロジェクトでは、各候補が出しているマニフェストのほか、直接のインタビューやアンケートを元に政策ごとに比較できるような資料を作成。出来上がった資料は一般配布ができないため、参加者を募って勉強会などの機会を設けて資料を共有している。勉強会の情報などは、go-senkyo@ever-green.ne.jpにメールを送ることで確認できる。

 いずれの活動も、中立の立場から、候補者の政策を有権者の視点や立場から、興味のある分野で比較しやすくしていることなどが特徴。市長選挙の投票率は、前回(2009年)が42.78%、前々回(2005年)が35.51%と、全国的に見ても低い。投票は、各区役所などでの不在者投票が18日まで、19日の投票日は7時~20時が投票時間。

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