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そごう大宮店で女子高生による愛媛県産養殖マグロ解体セール

宇和島水産高校の生徒による愛媛県産養殖マグロ解体の様子

宇和島水産高校の生徒による愛媛県産養殖マグロ解体の様子

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 そごう大宮店(さいたま市大宮区桜木町1) 地下1階の生鮮売り場で8月2日、女子高生による愛媛県産養殖マグロである「伊達マグロ(だてまぐろ)」の解体セールが行われた。

宇和島水産高校の生徒による愛媛県産養殖マグロ解体を終えて

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 養殖マグロを解体したのは愛媛県立宇和島水産高校の水産食品科3年の寺坂美和さんと河野奈津美さん。同校では2012年から「フィッシュガール」というグループを結成して「伊達(だて)マグロ」をはじめとする同県産の魚のPR活動に取り組んでいる。

 同県水産局の梶村典久係長は「愛媛県は魚類養殖生産額が35年連続日本一。天然ものの魚に比べても、ハーブやミカンを練り込んだエサを食べさせることで生臭さをなくしたり、安全なエサを与えて栄養状態の良いマグロを養殖したりしており、「愛育フィッシュ」とブランド化して安全性やおいしさをPRしている」と話す。

 マグロ解体を担当した寺坂美和さんは「魚のサイズが大きくなると皮が固くなるので大変。魚の解体を早く完璧にできるようにして、将来は魚をさばく職に就きたい。今は魚離れが進んでいるが、いろいろな食べ方があるのでぜひ食べてほしい」と呼び掛ける。MCを担当した河野奈津美さんは「人と話したり盛り上げたりが好きなので、将来は魚を販売する仕事がしたい。愛媛の海はきれいなので魚もおいしい」と話し、解体したマグロの即売会とともに愛媛県産の養殖魚をPRした。

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