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大宮でミニ太陽光発電システムづくりのワークショップ

ソーラーパネルとコントローラー、バッテリー、インバーターなどを接続するワークショップの様子

ソーラーパネルとコントローラー、バッテリー、インバーターなどを接続するワークショップの様子

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 大宮ソニックシティで9月28日、ミニ太陽光発電システムを製作するワークショップ「さいたまで電気をつくろう」が開催された。主催は、ひなまちデザイン。

完成した「ミニ太陽光発電システム」と参加者

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 低酸素社会づくりを、さいたま市から広げようと、同団体が企画した「LAPS:Low-carbon Action Project SAITAMA」の第2弾として開催された同講座。講師には、神奈川県相模原市で自分で電気を作るシステムづくりを普及している「藤野電力」の小田嶋さんを招いた。

 「最近は、スマートフォンがUSBから充電できるほか、扇風機や照明など、USBや車のシガーソケットからの給電で動作する機器が増えている。これらの機器は直流の電気で動くもので、ミニ太陽光発電システムで動かすのにちょうどいい」と小田嶋さん。「このシステムを使うことで、電力会社からの電気に頼ることなく、自分で作った電気を好きな場所で使うことができる」とも。

 ワークショップでは、太陽光パネルとコントローラー、バッテリーなどの機器を、仕組みの説明を受けながら、接続しては動作を確認しつつ進められた。小学生の息子と参加した男性は「電子工作をするのは初めて。一つ一つ自分でつなげていくのは思ったよりも楽しかった」と感想を話した。夫婦で参加した女性は「電子工作の知識や経験はなかったが、原理なども丁寧に説明していただき勉強になった」と完成を喜んだ。

 企画を担当した豊島亮介さんは「工作を通して低炭素社会をより身近に感じてもらえたのでは」と手応えを明かす。

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