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大宮銀座通り商店街、地元出身のシンガーソングライターの曲採用

2015年の大宮アルディージャの公式戦イベントでも歌を披露した大宮出身のシンガーソングライター斉藤省悟さん

2015年の大宮アルディージャの公式戦イベントでも歌を披露した大宮出身のシンガーソングライター斉藤省悟さん

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 大宮東口の大宮銀座通り商店街で6月9日から、地元出身のシンガーソングライター斉藤省悟さんの「Omiya Park Life(大宮パークライフ)」が流れている。

大宮出身のシンガーソングライター斉藤省悟さん

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 10時から2時間ごとに、さいたま市の環境啓発コメントの後に同曲が流れる。大宮銀座商店街会長の栗原俊明さんは「以前から商店街の中で有線放送の有効活用について検討していたが、良いアイデアが出ず保留になっていた。地元のシンガーソングライターが大宮のことを歌った曲を作ったと聞き、応援の意味も込めてかけることにした」と説明する。普段はJ-popのリクエストチャンネルなどが流れており、今回のように特定のシンガーソングライターの曲が流れるのは初めてという。

 斉藤さんは「今まで曲を作る時には、自分と同年代の人に向けて作ることが多かった。この曲は、さいたまで活動しているうちに出会った年上の人たちに届ける歌として作った。年代が違っても共感できることは何だろうと思った時に、『大宮の街で楽しみながら暮らしている』ことが共通事項ではないかと思った」という。

 歌詞には、「氷川参道」「大宮」「十日町」「南銀」「まめの木」など大宮関連の言葉が随所に登場し、サビでは「大宮で遊ぼう」を繰り返す。斉藤さんは「長く楽しんでもらえる曲になったのではないか。街のテーマソングのように使っていただければうれしい」とも。

 栗原さんは「大宮のほのぼのした良さが出ていて、地元の人ならとても共感できる歌。もしタイミングよく商店街を通る際には耳を傾けていただければ」と呼び掛ける。

 斉藤さんは、アルディージャのサポーターで西武ライオンズのファン、鉄道も愛する大宮っ子。東京、千葉の柏、埼玉の西川口のライブハウスを中心に活動し、大宮では路上ライブやイベントで歌うことも。「自分を通じて大宮を知ってもらいたいし、地元出身のシンガーソングライターがいるということも知ってもらいたい。街と音楽の関わり方を考えていけたら」と意気込みを語る。

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