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さいたま北区に食パン専門店 「ケタ違い・まじ違う」味求め地元民が列

店の外観。「一度見たら忘れない店」をテーマに

店の外観。「一度見たら忘れない店」をテーマに

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 高級食パン専門店「モノが違う」(さいたま市北区東大成町2)が9月8日、北区にオープンした。

「ケタ違いの朝」しっとり耳までやわらかい

 「明るく個性的で、一度見たら忘れられない店」をテーマに店頭販売を行う同店のメニューは、プレーン「ケタ違いの朝」(2斤=800円)とレーズン「まじ違う午後」(2斤=980円)の2種類。「ケタ違いの朝」は1日約200本、「まじ違う午後」は20本の限定で、毎朝配布する整理券の時間帯に合わせて焼き上げ、提供する(価格は全て税別)。

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 ベーカリープロデューサーの岸本拓也さん(ジャパン ベーカリー マーケティング:神奈川県横浜市)プロデュースの同店。素材を厳選し、耳までやわらかく仕上げた「高級食パン」を中心に開発する。地域性やオーナーの思いに沿ったパン店をプロデュースし、開業支援や商品開発に携わったパン店は国内外60店舗以上に上る。

 同店の食パンには国産小麦を使い、沖縄・宮古島産の雪塩や無添加のフレッシュ生クリームを練り込む。蜂蜜を加えることで、そのままでもしっとり甘く「購入当日から翌日までは、焼かずにそのまま食べてほしい」とオーナーの三田智子さん。雪塩の塩味が甘さを引き立て、フレッシュ生クリームで風味とコクを感じられる味わいに仕上げるという。岸本さんは「一度聞いたら忘れない店名と商品名は、パンのおいしさに自信があるから」と話す。一時間区切りの整理券の時間に合わせ、地元住民を中心に列を作る。

 食パン店の前は焼き鳥店を運営していたという同店。三田さんは「地域に根差した、ここでしか食べられないパンを提供し、地元の女性が無理なく働ける場所を作りたかった」と話す。岸本さんがプロデュースした独自メニューのレシピ、製法、販売接客の研修を受けた女性スタッフが多く働く。同店で働く女性スタッフは「少し甘みのある食パンは、そのままはもちろんだが、ソーセージやハムを合わせても甘じょっぱく食べられておいしい。焼き上がりは軽いが、粗熱が取れるとずっしり重たくなる」と笑顔で話す。男性客の来店も多く「焼き鳥店だった頃の常連さんもよく買いに来てくれる」と三田さん。

 自転車で買いに来たという地元に住む女性は「息子に『新しいパン屋ができた』と聞いて、試しに食べてみたいと来店した。整理券を配るほど人気とはびっくり。たまたま商品に余裕があったので購入できて良かった」と話した。

 営業時間は10時~18時。「まじ違う午後」は14時~の限定販売。

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