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大宮で「日本刀を楽しむ会」 初心者に日本刀を見分けるコツ伝える

日本刀を見つめる店主の久津間さん

日本刀を見つめる店主の久津間さん

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 初心者向けの日本刀講座「日本刀を楽しむ会さいたま」が3月14日から、あさひ刀剣(さいたま市大宮区宮町2)で開講する。

実物の日本刀を見ながら学ぶ

 日本刀の魅力を知ってほしいと、店主の久津間俊平さんが講師を務める。日本刀と刀装具の専門店である同店では、これまでも刀剣鑑定家で刀装具研究家の中原信夫さんによる日本刀の勉強会を定期的に行ってきたが、今回の講座はより基本的な知識が身に付く内容を取り上げる。

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 講座は計3回。第1回は刀の形について学び、2回目以降は刃の表面に表れる肌目の種類や見方、刀工や時代などへ知識を広げていく。2019年12月に行ったプレ講座では、20~70代の男女10人が受講した。受講者の刀への関心が高く、予定時間の2時間を過ぎても多くの質問が飛んだという。

 久津間さんは、プレ講座を通して「潜在的に刀を見てみたいと思っている人は意外と多い」と感じたという。講座では、実物の日本刀数振りをテーブルに置いて講義を進める。参加者は刃部の特徴などを観察し、実際に手に取って学ぶことができる。初心者講座を3回受ければ、刃部の出来不出来などの判断ができるようになるという。久津間さんは「日本刀を『見る』にはコツがいる。そのコツの基本的な部分を学ぶので、3回の講座が終われば自分の好みの日本刀を見分けることができるようになる」と話す。

 日本刀は日本独自の文化財だが、近年では海外のコレクターによる購入も増えている。扱い方が分からない場合や環境によっては、所有しているうちにさびが浮いたり、刃こぼれが起こったりするなど劣化する恐れがあるという。「そうなると文化財としての価値が落ちる。理想としては海外の人にも同じ知識を持ってもらいたい。こういった講座で学んでもらうことで、刀剣の知識が広まってほしい」と久津間さんは話す。

 第2回は4月、第3回は5月を予定している。第1回の参加者が参加しやすい日程を組み、全員が3回の講座全てを受講できるよう配慮して第2回以降のスケジュールを決めていく。申し込みはメールまたは電話で受け付ける。同講座は、月1回、計3回完結で毎月開講する予定。

開催時間は12時~15時。参加無料。会場は同店2階研修室。

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