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大宮で「子どもの遊び場」を考える-天野秀昭さんが講演会

プレーパークで遊ぶ子どもたち

プレーパークで遊ぶ子どもたち

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 さいたま市で子どもが自由に遊ぶことができる遊び場づくり活動を行う「さいたま冒険遊び場・たねの会」が10月4日、天野秀昭さんによる講演会「子どもの根っこは遊びで育つ!」を開催する。

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 同会は、さいたま市内の複数の公園で、子どもたちが自分で考えて自由に遊べる「プレーパーク」イベントを開催している。川づくり・穴掘り・木登り・パン作り・手作り遊具・たき火など、ロープや布・木切れなどのさまざまな素材や道具などを使い、子どもたちが自由な発想で遊ぶのが特徴。こうした活動は全国の200カ所以上に広がっている。

 「私たち大人はつい『子どものため』と思って、いろいろなことを『させて』しまいがち。でも本来子どもは自分で育つ力を持っている。それが現れるのが遊んでいる時・・・むしろ、遊ぶ中でしか育めない大切なものがあるはず」と、同会代表の佐藤美和さん。

 今回の講演会は、日本で初めてプレーリーダーとして30年以上冒険遊び場づくりを続けてきた、大正大学特命教授の天野秀昭さんが講師。テーマは「子どもにとっての遊びとは、子どもの遊びを地域のみんなで支えるには」が予定されている。

 「子育て中の親、行政担当者、保育者など、子どもの遊び場に関心のある方にぜひ来ていただきたい。私たち大人が忘れがちな『遊ぶ』ことの大切さについて、みんなでもう1度考えてみませんか」と来場を呼び掛ける。

 会場は、さいたま市生涯学習総合センター。入場500円、定員100人(先着順)。申し込みは、同会(メール saitamaplaypark@infoseek.jp、TEL 090-3510-5446、矢農さん)まで。

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