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さいたま市・岩槻に日本茶とスパイス料理のカフェ 空き店舗活用で地域再生

合同会社岩槻家守舎のメンバー:左から設計士の木津さんデザイナーの上村さん大工の金子さん。3人ともに岩槻出身

合同会社岩槻家守舎のメンバー:左から設計士の木津さんデザイナーの上村さん大工の金子さん。3人ともに岩槻出身

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 「カフェCha Tora (チャトラ)」(さいたま市岩槻区本町4)が岩槻駅東口徒歩5分にオープンして2カ月がたった。経営は岩槻家守舎(いわつきやもりしゃ)。

店の内観

 岩槻家守舎の代表兼デザイナーの上村明日香さんと大工の金子慎太郎さん、設計士の木津大輔さんの3人は、さいたま市主催の「リノベーションスクール岩槻」で知り合った。スクールは、空いていた場所に新しいコンテンツを入れて人が集まる場所へと街の価値を高めていこうという取り組みで、環境づくりは行政が支援し、民間が自分たちで事業を回していく。

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 同店が入るのは空き店舗になっていた物件で、行政の担当者が実際に街を歩いて見つけた。街づくりに理解を示したオーナーの協力でリノベーションが実現。開店にこぎ着けた。岩槻リノベーション街づくり事業化第1号になる。

 リノベーションした物件は、1階が化粧品店「とらや」で2階が住居兼バックヤードになっていた。駅前のワッツに移転した2年ほど前から空き店舗になっていたという。リノベーションで、1階には同カフェが入る。2階は5月15日、シェアオフィスCo.Tora (コトラ)としてオープンした。シェアオフィスは現在、利用者を募集している。

 上村さんは「20代から40代の女性の客が多い。商店街の人々が声を掛けてくれたり、サポートしてくれたりと、協力してくれてありがたい」と話す。

 岩槻では、さまざまな主催者によるマルシェが盛んになってきているともいう。金子さんは「マルシェの主催者からは、Cha Toraの活動に刺激を受けて元気をもらったという声も上がり本当にうれしい。走っている人がいると勇気づけられる。そういう流れが、水面下で起きているのを感じる」と期待を込める。

 木津さんは「本業の家守舎としては空き家と利用者とのマッチングを、カフェやシェアオフィスではここを舞台に活躍する人を発掘して『好きなこと』や『挑戦』を、それぞれ後押ししていきたい」と意気込む。

 カフェではワークショップも開催する予定。現在、ワークショップの主催者と参加者を募集している。テイクアウトのメニューも充実している。上村さんが大のカレー好きだったことから、キーマカレーとカレーフルセット(各800円)が「おすすめ」(上村さん)といい、量り売りも行う。ドリンクは、ほうじ茶と和紅茶(各種350円)をメインに据えた。ほうじ茶ソイラテ(400円)、チャイ、クラフトコーラ、クラフトジンジャーエール(各450円)、岩槻の森谷珈琲工房の豆を使用したコーヒー(350円)などもある。

営業時間は、火曜=15時30分~20時30分、水曜~日曜=11時~18時。月曜定休

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