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大宮鉄道博物館企画展「鉄道と制服」 明治時代の制服など10着展示

1872(明治5)年の制服の資料と企画を担当した学芸員の五十嵐さん

1872(明治5)年の制服の資料と企画を担当した学芸員の五十嵐さん

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 企画展「『鉄道と制服』~ともに歩んだ150年~」が現在、大宮の鉄道博物館(さいたま市大宮区大成町3)本館2階スペシャルギャラリーで開催されている。

貴重な制服の資料が多数展示

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 1872(明治5)年の鉄道開業から現在まで、鉄道の発達や世相を反映しながら時代と共に変化してきた軌跡を、4つのテーマに沿って紹介する。

 制服は実際に使われていたものから10着以上を展示する。戦前、戦時中、戦後における旅客に関わる職員の制服、線路を保全する職務に携わる人の制服、電車の整備をする工場作業員の制服などを展示。物資がなくなった戦時中に布を継いで使われた様子が分かる制服や木製のボタンなどが施されていた様子も知ることができる。

 制服をテーマに展示を行うのは初の試みで、企画を担当した学芸員の五十嵐健一さんは「かなりの数を保管している制服資料を時系列に示せたことは良かった。制服はお客さまの目にも触れやすいので、鉄道150年の歴史を身近に感じて楽しんでもらいたい」と話す。

 同展のポスターや入り口の看板には、9つの制服が並べられたカラフルなデザインを採用する。営業部の及川善彦さんは「堅いダークなイメージを持たれがちな鉄道の制服を払拭し、デザイン性など身近なものとして楽しんでもらえるように工夫した。多くの方に楽しんでもらえたら」と来館を呼びかける。

 北本市在住の50代男性は「歴史とともに制服が変わってきた様子を知ることができて大変興味深い。明治の資料なども見ることができて、さすが鉄道博物館だと感じる。いろいろな方が働いていたことが制服を通して知ることができた」と話す。

 開催時間は10時~17時。火曜休館。3月21日、4月4日、5月2日は開館。鉄道博物館の入館料が必要。5月22日まで。

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