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さいたま新都心のシェアキッチンにラーメン「麺屋夏鈴」 子連れ客にも配慮

店主・お薦めの「夏鈴スーラーメン」

店主・お薦めの「夏鈴スーラーメン」

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 ラーメン専門店「麺屋夏鈴(めんやかりん)」が12月2日、「CLOCK KITCHEN(クロックキッチン)さいたま新都心まいにち広場店」(さいたま市大宮区吉敷町4)にオープンした。

「麺屋夏鈴」店主の赤井貴男さん

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 曜日や時間によって店主が変わる同シェアキッチンで営業する同店。店主の赤井貴男さんは2016(平成28)年に読売ランド駅前の「スパイスカレームビリンゴ」(現在は玉川学園へ移転)で、週1日の間借り営業から「麺屋夏鈴」の営業を始めた。その後も各所で営業を続け、2023年10月に小田急センチュリーホテル内「スカイホテルデコレーションキッチン」の閉店により休業。新たなシェアキッチンを探し今回の場所を見つけたという。

 独立のきっかけは、店名にも採用している2015(平成27)年5月22日に急逝したタレント、丸山夏鈴さんのブログを読んだことだったという。赤井さんは「脳腫瘍と闘いながら好きなことを貫く姿に感銘を受け、独立を決心した。丸山さんの両親やファンがラーメンを食べに来てくれたこともあり、店を続けることで喜んでくれると思う」と話す。

 メニューは鶏ガラスープをベースにさまざまなラーメンを提供する。「夏鈴ラーメン」(塩・しょうゆ、800円)、「特のせラーメン」(塩・しょうゆ、1,150円)、「豆乳担々麺」「夏鈴スーラーメン」(以上950円)、「味噌(みそ)ラーメン」(850円)、「ピリ辛豆腐ラーメン」(950円)、「魚介白湯ラーメン」(850円)、「魚介つけ麺」(900円)、「夏鈴スーラーつけ麺」(1,000円)、「夏鈴まぜそば」(800円)、「ピリ辛納豆キムチまぜそば」(950円)。ご飯物は「夏鈴丼」「炙(あぶ)り豚玉丼」「エッグチャーシュー丼」(以上450円) など。

 赤井さんは「お薦めをよく聞かれる。見た目よりあっさりとした鶏ガラスープの塩ラーメンから試してもらえたら。さいたま新都心は、これまでの街と比べて女性や子ども連れの来客が多く驚いている。要望があり麺用カッターを用意したので、子育て世帯にも多く来てもらえたら。ビルオーナーの方や近隣の方も声をかけてくれ、人の温かみがある街だと感じている。今回はビル改築までの期間限定だが、この街で長く営業できるよう探っていきたい」と意気込む。

 営業時間は11時~。木曜・金曜定休。年末年始は臨時営業するのでSNSを確認のこと。

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