「第8回大宮駅東口・西口対抗連結大綱引き大会」が10月12日、JR大宮駅の東西連絡通路で行われた。主催は大宮駅RENKETSU祭実行委員会。
大宮地区全体の活性化を目指し、JR 大宮駅周辺の大型商業施設と鉄道博物館、大宮アルディージャが一体となって行う「大宮えきフェス」の一環で行った同大会。東口・西口の有志メンバーが綱引きを3回戦行い、先に2勝した方が勝利するルール。過去7回の戦績は、東口が3勝、西口が4勝。昨年から新しく、勝利したチームは勝った分だけ大宮駅構内の領土が広がる規程ができた。
東口からは商店街の関係者、西口からはスポーツジムスタッフが中心となり、それぞれ30人が参加。緑川清士駅長の笛を合図に36メートルの綱を引き合い、駅構内の領土拡張を懸けて熱戦を繰り広げた。試合は西口が勝利し、領土を3メートル広げた。
西口の綱引きキャプテンを務める田部井良さんは「昨年負けたので、今日に向けて一生懸命練習してきた。勝ててとてもうれしい。この綱引きのエネルギーを、大宮の街の活性化につなげていきたい」と話した。大宮西口商店街連絡協議会の井原昌浩会長も「勝ち負けは別として、こうしてみんなで盛り上がってくれてうれしい」と喜ぶ。
緑川駅長は「回を重ねるごとに盛り上がりが大きくなっているのと同時に、東口・西口の一体感が強まっているのを実感している。記念の10回大会に向けて、さらに盛り上がっていきたい」と意気込む。