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さいたま芸術劇場開館30周年記念クラフトビール 市内醸造所が限定販売

彩の国さいたま芸術劇場開館30周年記念クラフトビール「Caramel Factory(キャラメルファクトリー)」

彩の国さいたま芸術劇場開館30周年記念クラフトビール「Caramel Factory(キャラメルファクトリー)」

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 彩の国さいたま芸術劇場(さいたま市中央区上峰3)の開館30周年を記念したオリジナル・クラフトビール「Caramel Factory(キャラメルファクトリー)」が10月12日・13日、同劇場オープンシアター「ダンスのある星に生まれて2024」で販売された。

U.B.P BREWERY代表の小林健太さん

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 同製品はさいたま市内でビール醸造免許を取得している「U.B.P BREWERY(ユー・ビー・ピーブルワリー)」(浦和区高砂2)協力の下、醸造された。劇場の芸術監督である近藤良平さんが県内各所を巡り、文化探索を行うプロジェクト「埼玉回遊」で同醸造所を訪れたことがきっかけとなり、コラボレーションが実現。オープンシアター内に「埼玉回遊横丁」というエリアを設け、同醸造所ほか近藤さんが訪れた雑貨店や食品店が県内各地から出店した。記念ビールは、たる生ビールプラカップと500ミリリットル缶の形式で提供した。

 記念ビールは「キャラメルの甘く香ばしい風味が特徴」だという。劇場建設地には以前、「古谷製菓」(現在は閉業)の製菓工場があり、同社は「フルヤのウィンターキャラメル」を冬季限定商品として販売していた。同社創業者の子孫が営む「ショコラティエ マサール」では現在、ウィンターキャラメルの復刻商品を販売しており、記念ビールにはそのキャラメルソースを使う。醸造所代表の小林健太さんは「工場があった頃、辺りにキャラメルの香りが漂っていたと聞いた。今回のビールは当時を思い起こさせるようなキャラメルの味わいにこだわって醸造した」と話す。

 イベントでは記念ビールのほか、発酵ジンジャーエールを製造する「しょうがのむし」によるキャラメルソースを使ったノンアルコールのジンジャーエール「キャラメル・ファクトリー・ウィズ・ジンジャー」(600円)も販売。小林さんは「大人だけでなく、お子さまにも楽しんでもらえたら」と話す。記念ビールは1,250円で、500缶限定。在庫次第でU.B.P BREWERYでも販売を予定する。たる生ビール(1パイント1,400円、ハーフパイント900円)は店頭での提供を継続する。

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