
ビジネスイベント「埼玉県スタートアップエコシステムと資金調達方法」が7月18日、武蔵野銀行本店ビル(さいたま市大宮区桜木町1)2階「M's SQUARE(エムズスクエア)」で開催される。
埼玉県は7月25日、さいたま新都心に、さまざまな業種や規模の企業や起業家らの交流やマッチングによりイノベーションを創出する拠点「渋沢MIX」を開設する。施設のコンセプトは「オープンイノベーションの創出・促進」「スタートアップの創出・成長支援」「イノベーションを担う人材の育成」。開設に先立ち、県内各地域を巡るイベントを順次開催しており、今回はさいたま市大宮区で開催する。
今回は「埼玉県内のスタートアップの実情と取り巻く環境、資金調達方法」をテーマに、県内のスタートアップ、埼玉県や金融機関、ファンドそれぞれの目線から埼玉県でスタートアップが成長するために必要な支援・連携を考える。
県と連携協定を締結しているミライドアは、県内金融機関などと共同で設立した「埼玉県渋沢MIXイノベーション創出支援ファンド」の支援内容を紹介する。イベントを通じて渋沢MIXのコンセプトにつながるヒントを探り、参加者一人一人にとって、新たな視点やつながりが生まれる時間になることを目指す。
登壇者はミライドアの投資本部副本部長インベストメントオフィサー石坂颯都さん、日本政策金融公庫の上席所長代理・門廻匡侍さん、レグミンの野毛慶弘さん、埼玉県産業支援課渋沢MIX担当の福田貴司さんが登壇を予定。ファシリテーターは、コミュニティコムの星野邦敏社長が務める。
渋沢MIXイノベーション創出支援ファンドの第1号案件である野毛さんは「埼玉県を拠点にスタートアップを経営する中で感じてきた埼玉県の魅力、そして埼玉県や地元金融機関との連携、資金調達において実際に取り組んだ増資や融資での学びなどをお伝えできれば。これから起業を考えている方や地域発スタートアップの可能性に関心のある方に参加してもらえたら」と話す。
開催時間は18時~20時。参加無料。定員は100人程度(立ち見含む)。申し込みは渋沢MIXの公式サイトで受け付ける。