バーテンダーが一堂に会するイベント「四季彩」が大宮ソニックシティ(さいたま市大宮区桜木町1)で5月8日に開催され、多くの人が来場しさまざまなカクテルを楽しんだ。主催は日本バーテンダー協会埼玉支部。
マディラジェラートカクテルも飲めるバーテンダー協会埼玉支部のイベント「四季彩」
第1回となる今回は、「春」をテーマにしたカクテルや軽食を、同協会会員の県内のバー・飲食店・酒類企業と協力企業らが約40ブースを出展した。それぞれお薦めのカクテルなどさまざまなアルコールを、バーテンダーや企業の説明を受けながら試飲できる機会となった。
カクテル作りの体験コーナーでは、参加者がシェーカーを振った。「自分で飲むカクテルを自分で作る楽しみを味わってもらった。イベント開始早々から多くの人に参加していただき、楽しんでいただけた。失敗する人はほとんどなく、皆上手に作っていた」と同協会の太田裕也さん。
会場内では、「イチローズモルト」で有名な秩父のベンチャーウイスキーによるセミナーも開催。、多くの参加者が真剣に聞き入り、4種のウイスキーを試飲した。
同協会埼玉支部長の石原敬さんは「天候に恵まれて多くの方に来場いただき、初の試みのイベントとしては大変盛り上がり、来場者の方も楽しんでいただけたようでほっとしている。来年以降もさらに楽しんでいただけるよう、地域の方とも協力して少しでも業界の発展の力になれれば」と意気込みを語る。
次回は来年の夏ごろを予定しているという。「その次は再来年の秋と、イベント名の『四季彩』の通りに各季節を巡っていきたい。季節に合ったカクテルや軽食を楽しんでいただけるよう計画している」とも。