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大宮・氷川神社でホタル鑑賞会 地域の店舗がそろう氷川マルシェも

淡い光を放ちながら飛び回るホタル

淡い光を放ちながら飛び回るホタル

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 武蔵一宮大宮氷川神社境内で6月3日・4日、「氷川ほたる観賞会」が開催される。主催は氷川ほたるの杜(もり)「SHY-LIGHTS」。

同時開催の氷川マルシェ(関連画像)

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 明治から昭和初期にかけて、大宮にはホタルが自生し、皇居にホタルを献上していたともいわれている。同鑑賞会は「氷川神社にホタルを自生させたい」と有志で結成した同団体が2015年から、同神社境内の池で開いている。昨年は4000人以上の参加者がホタルのほのかな光を楽しんだ。

 同会の加藤剛健さんは「今年もたくさんのゲンジボタルが皆さんを待っている。地域のイベントとしても定着し、多くの来場者が訪れる鑑賞会となっている。舞い上がる蛍のあかりに、古代のロマン、幻想の世界を堪能いただければ」と呼び掛ける。

 開催時間は19時30分~22時。入場を15分ごとに設定し、観賞時間はそれぞれ約15分間。観賞無料。氷川神社社務所近くに設置する総合受付で16時から配布する入場整理券が必要。各日3000枚用意し、浴衣や着物での来場者に優先して配布する。雨天中止。

 併せて「氷川マルシェ2017」も開催。氷川参道二の鳥居から三の鳥居の間に地域の店が19店舗出店する。

 今年はスイーツを扱う店舗が多く、昼もカフェテラスとして気軽に立ち寄れるようにする。シフォンケーキ店「プレゼンス」は「蛍シフォン」や「シフォンアイス」を販売。初出店の「パティスリーエム」は焼きドーナツ、フレンチ店「アルピーノ」はポップコーンのアレンジメニュー、イタリア料理店「アンドゥトヮ」は「氷川サンド」を提供する。加藤さんは「地元の名店が一堂に会する機会なので、あちこちのぞいていただけたら」と呼び掛ける。

 そのほか「氷川座」が、バナナのたたき売り、からくり玉すだれ、がまの油売りなど街角芸能も披露。西区の盆栽園「成勝園」の盆栽師・平尾成志さんによる「ミニ盆栽教室」(3日11時~15時、先着100人)や、武楽座による「武道×伝統芸能のサムライアート」(両日17時~18時)も行われる。

開催時間は11時~22時。

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