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JR大宮駅で50メートルの大綱引き大会 東西に分かれ30年越し因縁の対決

白熱する戦い

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 JR大宮駅で10月29日、「第1回東西対抗連結大綱引き大会」が開催された。主催は大宮東口商店街連絡協議会と大宮西口商店街連絡協議会。

体格の良い参加者も真剣勝負

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 大宮を盛り上げようと、JR大宮支社と駅周辺の8つの大型商業施設が一体となって行う「大宮RENKETSU祭」の一環として開かれた同大会。30年ほど前にも東西対抗綱引き大会が行われたが資料は残っておらず、どちらが勝ったのかも不明。同駅の前駅長がその話を耳にし、「決着をつけよう」と今回の開催が決まった。

 同駅の東西をつなぐ連絡通路で、約300人の参加者が50メートルの綱を引き合った。東口は赤、西口は青のハチマキを巻いて一致団結。さいたま観光大使のあらい太朗さんが東口、村田綾さんが西口の応援隊長を務めた。

 対戦が始まると「そーれ、そーれ」という掛け声が構内に響き渡った。ハロウィーンの仮装をした参加者も多く、大宮ゆかりのゆるキャラも仮装をして応援に駆け付けた。

 「女性・子ども」「男性」部門に分かれてそれぞれ対戦。3回引き合い、2回先に勝利した方が勝ちというルールで戦った。女性・子ども部門では東口チームが連勝し、男性部門は西口チームの1勝後、東口チームが巻き返して連勝した。

 参加した加瀬修一さんは「熱い戦いだった。東口のチームワークの良さを改めて感じた」と話す。川越市から参加した余吾天音ちゃんは「綱引きは初めて。楽しかった。たまたま通りかかって参加してよかった」と満面の笑みを浮かべた。

 最後に同駅の羽田浩三副駅長が「両軍力いっぱい戦い大いに盛り上がり、よい大会だった」と話し、三本締めで閉会した。来年も同祭での開催を予定しているという。

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