埼玉を中心に女優やタレントとして活動する村田綾さんが9月1日にさいたま観光大使に就任したことを祝う就任パーティー「村田綾<埼玉・さいたま>と結婚しました披露宴」が11月23日、大宮区の清水園(さいたま市大宮区東町2)で行われる。
同観光大使は、市の観光の魅力を内外にPRし、市のイメージアップを図るため、市にゆかりのある著名人、または市内に活動拠点がある団体から分野別に選定し、市長が委嘱する。
同市出身の村田さんは、テレビや舞台、CMなどといった全国区での活動のほか、NACK5、REDSWAVEでのレギュラー番組、地域のイベントMCなど地元に密着した活動も多く行う。同市の漫画家で同じく観光大使のあらい太朗さんとのユニット「綾太朗」では、REDS WAVEの番組「綾太朗の大使をいだけ!」のパーソナリティーを務め、CDやラインスタンプも出している。
村田さんは「この仕事を始めて数年たった頃、地元FM局のREDSWAVEでのレギュラー番組の仕事を頂いたのをきっかけに地元での活動が増えるにつれ、地元って温かい、もっと地元のために貢献したいと思い始めた。折に触れ埼玉・さいたまをPRしていたが、肩書があればより説得力が出ると思い、観光大使になりたいと思った。とはいえ、なりたいと思って簡単になれるものではなかった」と振り返る。
イベントなどで自己紹介の際に「さいたまと言えば村田綾です」と言い続けていたところ、市民の間で次第にそのフレーズが浸透し、「あ、さいたまと言えばの人だ」と言われるようになったという。村田さんは「それを見たさいたま市の方が『観光大使にふさわしい』と思ってくださったようで、念願のオファーを頂いた」と喜ぶ。
さいたま市の魅力について村田さんは「見沼区など自然が豊かな場所の隣にさいたま新都心のような街がある。田舎と都会が合わさった住みやすさ」と話す。「ぎゅっとした団結力がある温かい人たちが多い。応援してくれる人も多く、そのおかげで観光大使になることもできた。恩を返していけたら」とも。
「ガイドやネットで知られていないようなコアなものを見つけるのが好き」という村田さん。「写真、SNSなどを使い、さいたまのコアな魅力も伝えていきたい」と意気込む。
イベントは、村田さんの以前のドラマ出演映像や、アイドル時代のライブ映像などを披露するほか、あらい太朗さん、吉本芸人のえんにちさん、大野ひろみさん、火将ロシエルさん、Swimming Fly Walkmanさん、にゃんたぶぅさん、濱田准さん、Ryoma&Shotaroさんなど主に埼玉にゆかりのあるゲストによる、演奏、お笑いライブ、トークなども行う。埼玉県内のゆるキャラも複数来場する。
村田さんは「披露宴という名のイベントだが、平服で気軽にきていただければ」と呼び掛ける。
18時30分開場、19時開宴。参加費は6,000円(小学生以下無料)。メールで事前申し込みが必要。