大宮駅東口で毎週日曜日に運行している埼玉県赤十字血液センターの献血バスで11月26日から不定期で、献血に協力した人に大宮老舗宴会場「清水園」のオリジナルケーキを進呈する。
埼玉県では病院のベッド数の増加や高齢化により日々血液の必要量は増加しており、常設の献血ルームのほか、献血バスが各所に出向き、献血への協力を呼びかけている。
大宮駅東口の献血バスは献血不足への対策として、今年6月から毎週日曜日の運行を始めた。同センター推進課の須永翼さんによると「毎週必ず出ていることで、地域の人や駅を利用する人への認知が高まり、協力してくれる人が増えている。日によって違うが1日60人くらいの協力があり、献血バスとしては多い方」という。
毎月第2日曜に同駅東口の大宮銀座通り商店街で行われている音楽イベントの「ホコ天ライブパフォーマンス」も献血の啓発活動に協力するなど、地域との連携もできてきたという。
今回、同イベントを運営するEMSエクセルミュージックストアと同商店街とのつながりから、清水園がケーキを提供することになった。オレンジケーキ、ショコラケーキ、ブランデーケーキを各30個、計90個を準備し、採血できた人に好きなケーキ1個を進呈する(なくなり次第終了)。
須永さんは「清水園の全てのウエディングケーキを手掛けるパティシエが作る人気のケーキを楽しんでいただけたら」と話す。「各協力団体の力と、大宮駅を利用する皆さまからの協力により着実に協力者数が伸びてきているが、より多くの協力が必要な状況。大宮駅東口で献血に協力いただけたら」とも。
献血受付時間は11時~12時10分、13時~18時。ケーキの配布は12月10日・24日・30日にも行う。
今月26日は「大宮アルディージャ応援キャンペーン」も同時開催。400ミリリットルの献血協力者には、大宮アルディージャと埼玉県赤十字献血センターのコラボマフラータオルも進呈する。「非売品で他では手に入らないレアなタオルなので、グッズ好きなサポーターの人におすすめ」と須永さん。