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さいたま市で「安西剛展 カゲノカゲノカゲ」 「ヒトとモノの関係性」表現

暗室で鑑賞する映像作品

暗室で鑑賞する映像作品

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 さいたま市プラザノース(北区宮原町1)内にあるギャラリーで2月18日、「Domain of Art 20 安西剛展 カゲノカゲノカゲ」が始まった。

独創的な作品が並ぶ

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 2008年から、国内外で精力的に活動している美術家・芸術家の個展や、子ども向けの参加型ワークショップと作品の展示会などの展覧会を開催している同市。毎回、週末や長期休暇期間を中心に親子連れや、同施設に併設する区役所の利用者などさまざまな世代が来場する。

 20回目となる今回は、日用品やモーターを使った作品を多く手掛ける安西さんの作品を展示する。

 同施設では「普段行わない」という暗室での展示も行い、安西さんの映像作品が作り出す動作音を鑑賞できるほか、検索サイトで表示した画像を組み合わせて1枚のプリントにした作品など、さまざまな視点から「人とモノの関係」を表現する。

 2月24日には、アルミホイルを使って身の回りにある物を半立体的に複製する、小学生対象のワークショップ「盗んだカタチで創り出せ!」も開催。安西さんは「美術作品を難しいものだと受動的に捉えるのではなく、自ら創造・発信していくということを体感できるワークショップになれば」と話す。

 来場した大宮区在住の男性の一人は「自分は美術には詳しくないが、特に映像作品は発想の視点が面白かった」と話していた。

 開場時間は10時~17時。2月26日は閉場。入場無料。3月11日まで。

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