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歌うシェフがいる「カフェ カンタビーレ」、惜しまれつつ閉店 地域の出会いの場

惜しまれつつ閉店する「カフェ カンタービレ」(画像)

惜しまれつつ閉店する「カフェ カンタービレ」(画像)

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 さいたま市中央区の「カフェ カンタービレ」(さいたま市中央区鈴谷7)が4月21日、2周年とともに幕を閉じる。

温かみのある外観(関連画像)

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 洋食レストランで料理の経験を積んできたシェフの小浦貴史さんが本格的な洋食を手頃な価格で提供する同店。昼はランチセット、夕方からは単品メニューやお酒を提供している。

メニューは、「ビーフシチュー」(1,200円)、「週替わりパスタ」(980円)、「キッシュ」(400円~450円)、「手作りケーキ」(400円)など。提供する料理は全て自らが考案・調理している。小浦さんは「手作りケーキはグルテンフリーで健康志向。チョコレートケーキは、チョコレート・卵・牛乳・バターしか使っていない」と料理へのこだわりを話す。

 「カンタービレをきっかけにして、お客さま同士つながりができてほしい」として、小浦さんは新しく生まれるコミュニティーを大切にしてきた。小浦さんは「同業者が別のグループで来店している時などに紹介したりして常連同士仲良くなってくれたりした」と話す。「『料理教室』『オセロ大会』『ミニライブ』などのイベントを通じて輪が広がったと思う」とも。シンガーでもある小浦さんが自ら歌を披露することもあったという。

 2年の歴史に幕を閉じた後は次の一歩を踏み出すという小浦さんは「しばらくは新しい取り組みを始める充電期間にする。新しい形で戻ってくるから楽しみにしていてほしい」と話す。「お客さまや関わってくれたスタッフにはとても感謝している」とも。

 2周年兼閉店と称して、4月20日・21日に最後のイベントを開く。開催時間は両日18時~22時。閉店までの営業時間は11時30分~15時、18時~22時。日曜・月曜定休(ディナータイム営業は木・金・土曜のみ)。

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