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大宮・氷川神社参道で市民イベント 地域の店や手作りブース、神社紹介も

子どもたちを引き付けた「おかねがないせかい」(関連画像)

子どもたちを引き付けた「おかねがないせかい」(関連画像)

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 大宮・武蔵一宮氷川神社(さいたま市大宮区高鼻町1)の参道で4月7日・8日、市民イベント「さんきゅう参道2018」が開催された。

参道に沿って展示された「中山道絵巻」(関連画像)

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 「市民が街づくりに参加したい」「氷川参道を活用したい」との思いから、市民の有志による「I love SAITAMA(あいらぶ さいたま)ぷろでゅーす」が主催し、同神社と埼玉県神社庁、氷川マルシェが協力して行う同イベント。2014年に初めて開き、5回目の今年は約3万5000人の来場者でにぎわった。

 今年のテーマは「埼玉」と「和」。大宮周辺の市民や店舗を中心に、飲食、陶器、手作りアクセサリー、似顔絵、アロマキャンドルのほか、工作体験、埼玉県クイズなど両日合わせて50以上のブースが出店した。

 「お金の代わりに100円の価値のあることをすれば商品がもらえる」というコンセプトで出店した「おかねがないせかい」のブースには、子どもが入れ替わり立ち寄った。出店者の栗原志功さんは「変顔を披露してくれた子、最近習った分数の計算を教えてくれた子、歌を歌った子、呼び込みを手伝ってくれた子などいろいろなアイデアを見られてお金以上のものをもらった」とうれしそうに話す。

 さいたまサイクルプロジェクトは手作りの参道にビー玉を転がしてゴールまでたどり着けたら景品をもらえる、という手作りのゲームを出店するなど、「市民が手作り」のコンセプト通りの出店が多く見られた。

 今回初めての企画として「お味見セット」が楽しめる「さんきゅうパスポート」(100円)を発行した。飲食店各店舗が少量売りの「味見セット」「おもてなしセット」を用意し、客はパスポートと「etray(食べられる器)」もしくは持参した皿を提示し購入することで、いろいろな店の味を少しずつ試せるというもの。

 実行委員長の小島絵美さんは「パスポートが好評で『食べられる器』は2日目の昼ごろには売り切れてしまった。皆さんそれぞれの盛り合わせで性格診断ができそうなくらい個性が出ていて面白かった。楽しんでいただけたようでうれしい」と話す。

 長い参道を利用し、約200メートルに及ぶ「中山(なかせん)道絵巻」の展示もあった。深谷市の画家・合田芳弘さんの作品で、深谷市から東京・日本橋までの旧中山道の街並みを描いたもの。完成すれば全長4000メートルになるうちの一部を披露した。「一番街がある」「ここ知ってる」など歩きながら鑑賞する人も多くみられた。

 氷川神社境内では8日に神社主催のイベント「神主さんと神社を学ぼう」が行われ、「お試し神社検定」「御朱印帳作り」(500円)や「神主による境内案内」「神話講談」「雅楽」などが行われた。神社の職員は「最近は神社ブームで普段から参拝者が多く、神社に興味を持っていただいているので、神社を紹介できるよい機会となった」と話す。

 雅楽の演奏を鑑賞した大宮区の小学4年の児童は「笛の形が階段のようになっていてこんな笛があるんだなとびっくりした。始めは音が全部混ざっていてよくわからなかったが、聞いているうちに『ホーッ』という音が聞こえた」、母親は「参道の出店も地域のお店が出ていて温かみのあるイベントだと思う」と話した。

 小島さんは「今年は天候にも恵まれ、暖かな週末となり、来場者も出店者も楽しんでいただけたのでは。氷川神社、埼玉県神社庁および氷川マルシェの協力を頂き全体企画の『お味見セット』も来場者の方々に好評を頂きホッとした。これからも地域の皆さまに愛されるイベントとなれるよう、継続していきたい」と来年の開催にも意欲を見せた。

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