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埼玉ベンチャーピッチが3周年 県の未来つくる「インバウンド・観光特集」

「埼玉ベンチャーピッチ」開催の様子

「埼玉ベンチャーピッチ」開催の様子

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 ベンチャー企業を支援するイベント「埼玉ベンチャーピッチ」が3周年を迎え、第17回が3月29日、新都心ビジネス交流プラザ(さいたま市中央区上落合2)で行われる。

埼玉ベンチャーピッチ登壇の様子

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 埼玉県庁やさいたま市役所、トーマツなどが幹事となり開催している「埼玉ベンチャーピッチ」。「県内を中心とした大企業、ベンチャー企業、金融機関、公的団体でつくるイノベーションを生み出す場の創出」「県を超えたネットワークづくりの支援」「成長意欲の高いベンチャー企業との接触機会を提供することで、大企業の活性化を促す」という目的で2カ月に1度、大宮ソニックシティ、新都心ビジネス交流プラザなどで開催している。

 昨年12月に行われた前回は、「ものづくり」をテーマに4社が登壇し、朝7時30分からという早い時間の開催にもかかわらず約100人の来場者が熱心に耳を傾けた。

 3周年となる今回は、「観光特集」として「インバウンド」をキーワードに、プレゼンテーションでは、外国人観光客誘致に取り組む、外国人向けのウェブマガジンを運営するMATCHA(東京都台東区)、きねや足袋(埼玉県行田市)、盆栽の清香園(さいたま市)、二百年の農家屋敷で旅館などを営む宮本荘グループ(秩父郡小鹿野町)の4社が登壇する。

パネルディスカッションでは、県を代表するインバウンド関連企業のイーグルバス(川越市)、コエドブルワリー(川越市)、西武鉄道(所沢市)が参加し、埼玉県の魅力と未来について意見を交わす。

 発表後、登壇者、パネラー、参加者によるネットワーク交流会も行われる。

 埼玉県産業労働部産業支援課の担当は「3周年を迎える今回は、埼玉の未来をつくるテーマ『観光・インバウンド』。2019年のラグビーワールドカップ、2020年の東京オリンピックに向けて、ホットな観光関連ビジネス企業が集まる。県全体でインバウンドを盛り上げていくためにも多くの皆さまの参加をお待ちしている」と呼び掛ける。

 開催時間は14時~18時。申し込みは、埼玉ベンチャーピッチ事務局のウェブサイトで受け付ける。参加無料、交流会参加者は500円。

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