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さいたまにシェアキッズスペース「あそびラボ」 大きな電車のレイアウトも

たくさんのレールや橋脚で思う存分遊ぶことができる 

たくさんのレールや橋脚で思う存分遊ぶことができる 

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 電車のおもちゃなどで自由に遊べるシェアキッズスペース「あそびラボ」(大宮区三橋3)が7月5日、大宮にオープンした。

男の子にも人気のおままごとコーナー(関連画像)

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 約60平方メートルの遊べるスペースにはプラレールやトミカ、レゴ、ニューブロックなどさまざまなおもちゃ、絵本があるほか、ままごとエリアもある。ベビーサークルもあり0歳から1歳児も安心して遊べるようにした。

 プラレールは大量のレールや橋脚があり自由に組み立てて遊ぶことができる。代表の片寄貴之さんは「こどもたちと一緒にたくさんのレールを使ったレイアウトを作るなど、楽しみ方を伝えたい」と話す。

 隣の飲食スペースには子ども用机、椅子があり、持ち込んだお菓子やお弁当などを自由に食べることができる。授乳室には、おむつ替え台やミルク用の湯沸かし器もある。

 片寄さんは2歳と4歳の2人の男の子の父親。「こどもの成長は早く、2歳なら2歳の、4歳なら4歳のおもちゃがあるが、年相応のおもちゃを都度買いそろえるのは個人では費用的にも、場所的にもハードルが高い。プラレールやレゴのように長期的に遊べるおもちゃは、大量にあれば楽しいが、やはり費用と保管場所的に難しい。それなら、家や幼稚園ではない第3の場所として、みんなのこども部屋があっても良いのでは」と考えたことから実現した同スペース。

 上尾市から3歳と1歳の男の子を連れて来た女性は「別の場所で行っていたイベントに参加した時に子どもがすっかりプラレールにはまってしまって、今回のオープンをとても楽しみにしていた。これからも利用したい」とうれしそうに話した。

 片寄さんは「わが家が男の子2人なので男の子のおもちゃが多めだが、これから女の子のおもちゃも増やしていきたい」とほほ笑む。

 「働き方改革で、会社以外の場所で仕事をする時代が確実にきているが、子どものいる人が自宅で仕事することは、なかなか大変。埼玉のようなベッドタウンでは待機児童も多く、そういう方々の簡易的な仕事場としても利用いただければ。今後は、例えば企業と提携して働く場所を提供するようなコワーキングスペース+シェアキッズスペースのような空間を作りたいとも考えている。東京にはすでにあるが、東京まで子どもを連れて出勤するのはなかなか難しい人も多いはず」と今後の展望を話す。

 日により貸し切り営業も可能で、誕生日会、お別れ会、ママ友会、クリスマス会、イベントや教室などに利用できる。

 営業時間は水曜・土曜または日曜(隔週で入れ替わる)の10時~18時。利用料金は、平日は子ども60分400円、以降15分ごとに100円。フリータイムは800円。保護者は400円で延長料金なし。土曜・日曜・祝日はフリータイム設定なし。

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