父親の新たなライフスタイルを提案しているNPO法人グリーンパパプロジェクトが、埼玉県県民活動総合センター（伊奈町内宿台6）と埼玉会館（さいたま市浦和区高砂3）の両会場を使用して、9月16日から「SAITAMA子育て・働き方未来提言プロジェクト」を開催する。

NPO法人グリーンパパプロジェクト代表理事の吉田大樹さん

　埼玉県少子政策課が展開する「職場の交流応援事業」の一環。埼玉県内において、企業などに所属するさまざまな立場の人たちが、子どもを育てることの機運の醸成や働き方の見直し、これからの家族の在り方や地域との関わり方などについて、参加者同士で学び合い、未来に向けた提言をまとめていく。提言は、2018年1月24日・25日に埼玉県で開催する「彩の国ビジネスアリーナ2018」で発表される予定。

　主催するNPO法人グリーンパパプロジェクト代表理事の吉田大樹さんは「都市部の父親と地方や地域をつなぎ、父親の生き方や働き方を捉え直すことを主眼においた活動に取り組んでいる。今回は、埼玉県の『職場の交流応援事業』の補助金を活用して、父親だけではなく、職場や職場に間接的に関わるすべての方々を対象にして、子育て、働き方、地域、家族に横串を指しながら、これからの埼玉県やこれからのライフスタイルを考えていくイベントを企画した。地域への愛着形成が弱い埼玉にとって、当イベントを通じて、相互理解を深めていくとともに、『埼玉』という地域をポジティブに考えられる人たちを1人でも増やしたい」と話す。

　9月16日、11月19日、12月16日は伊奈町の県民活動総合センターで、10月22日と１月13日は浦和区の埼玉会館で開催される。開催時間はいずれも13時30分～16時30分。参加費は1,000円（１月13日は無料）。