リリース発行企業:株式会社ムーミン物語
株式会社メッツァ(代表取締役社長:望月潔)が運営する北欧ライフスタイル体験施設「メッツァビレッジ」(埼玉県飯能市)は、自然観察キット「Metsa NATURE MAP」(メッツァ ネイチャーマップ)を聖心女子大学との産学連携で開発しました。
本キットは、環境や生物多様性を考慮したメッツァのオリジナルブランド「エシカル・チョイス」の第11弾として、2025年4月より学校・教育団体向けに販売します。
英単語に関するクイズや、五感を使って考える問いかけ・豆知識を取り入れ、楽しく英語に触れながら生きものや自然と親しみ、学びや気づきを得ることを目的とした自然観察キットです。
※【SDGs】「目標15:陸の豊かさも守ろう」に該当
「Metsa NATURE MAP」(メッツァ ネイチャーマップ)
■販売開始:2025年4月~
■販売価格:500円(税込)※事前予約制(15名以上~)
■所要時間:1.Metsa(メッツァ)コース(所要時間約45~60分)
2.Jarvi(ヤルヴィ)コース(所要時間約90~120分)
■英語レベル(目安):小学校低学年~高学年
■詳細:https://metsa-hanno.com/workshop/36169/
■申し込み・問い合わせ
団体予約(事前予約):https://metsa-hanno.com/group/
団体利用に関する問い合わせ:metsa_gtour@moomin-monogatari.co.jp
1.キットの楽しみ方・特徴について
「Metsa NATURE MAP」は、学習指導要領をベースに、キットを通じて子どもたちに自然と生きものを身近に感じてもらうことで、環境を守る大切さや必要性に気づき、自分は何ができるかを考えるきっかけを提供すること、五感を使って身近な自然や生きものに関する英語の知識を身に付けること、正解のない問いを通じて感じたことを言葉にする力、考える力、異なる意見を尊重する力を養うことを目的に開発されました。
<POINT>
・学習指導要領(平成29年告示)をベースに、理科、生活、総合的な学習の時間、英語などの各科目から学びの要素を反映
・英語、自然・生きもののプロフェッショナルに監修を依頼
・滞在時間に合わせて選択できる2つのコース
1.Metsa(メッツァ)コース(所要時間約45~60分)森の中のハイキングコース
2.Jarvi(ヤルヴィ)コース(所要時間約90~120分)宮沢湖の外周と非公開エリアまで進むコース
・先生の補助となる解説の手引き付き
・季節に関係なく通年で使用可能
・校外学習、遠足予算を考慮した手頃な価格で販売
・聖心女子大学現代教養学部英語文化コミュニケーション学科と産学連携で開発
2.滞在時間にあわせて選べる!森と湖を舞台とした、メッツァの自然環境ならではのオリジナルの2コース
1.Metsa(メッツァ)コース【所要時間約45~60分】-Take a deep breath. Smell the forest.(深呼吸して、森を味わおう。)-
フィンランド語で「森」という意味の、自然を気軽に感じ ることができるコース。
2.Jarvi(ヤルヴィ)コース【所要時間約90~120分】-Run with the wind! Sing with the birds!(風に乗って、鳥と歌おう!)-
フィンランド語で「湖」という意味の、湖畔を歩きながら森の奥深くや野原まで進むコース。
3.英語、自然・生きもののプロフェッショナルの監修者からのコメント
1.<英語監修>安達まみ氏※?(聖心女子大学学長)、高橋実紗子氏※?(聖心女子大学現代教養学部英語文化コミュニケーション学科専任講師)
「Metsa NATURE MAP」は、楽しく自然とふれあうなかで英語に出会い、英語ということばから広がる世界の文化を想像しながら、自然環境とわたしたち人間の関わりについて考えを深めることができるキットです。学生たちはメッツァの森を実際に探検して、水の音に耳をすませたり、木の実を味わったりしながら、小学生のみなさんにも英語を使った自然体験を満喫してもらいたいとクイズや豆知識を考案し、英訳に取り組みました。
「あれは何?」「どうしてこんな形をしているの?」「日本語ではこのことばを使うのに、英語ではなぜこう表現するの?」など、自然もことばも不思議がいっぱいです。
この地図を手に、メッツァのゆたかな自然を身体じゅうで感じながら、森と英語のおもしろさをたくさん発見してみてください。
2.<自然・生きもの監修>阿部浩志氏※?(ナチュラリスト・作家)
「Metsa NATURE MAP」は、豊かな自然と、生きものの多様性に満ちたメッツァビレッジを、みなさんがより楽しみながら、より深い学びにつなげることのできる自然観察キットです。キットには、宮沢湖のまわりを気持ち良く散策できる「Jarviコース」と、森深く、ちょっぴり探検気分が味わえる「Metsaコース」を用意しました。
学生たちが、実際にコースを歩きながら、みなさんに伝えたいことを、キットにギュッとつめこんでいます。「Metsa NATURE MAP」を羅針盤にして、英語のおもしろさに触れながら、自然や生きものへの探究心をしげきする、メッツァビレッジを楽しんでください。
4.産学連携の取り組み
英語監修の安達まみ氏、高橋実紗子氏の指導のもと、聖心女子大学現代教養学部英語文化コミュニケーション学科「翻訳を通した企業協力」カリキュラム内で当キットは作成されました。学生インターンとして自然観察イベントで自然と英語に関する豆知識を披露する取組みや、複数回の現地でのフィールドワーク、集中講義期間を経て完成した株式会社メッツァとの産学連携プロジェクトです。
英語のプロフェッショナルと、大学生の若い柔軟な発想力を活かしたキャッチコピーやチェックポイント・クイズ要素などを取り入れ、マップのデザインを北欧の絵本の世界をイメージした温かみのあるイラストで仕上げました。
<地球環境を考慮したオリジナルブランド「Ethical Choice(エシカル・チョイス)」>
地球環境、人、社会、地域、生物多様性やSDGsなどを象徴するエシカル(倫理的)でサステナブル(持続可能な取り組み)は、施設のアイデンティティとして必要不可欠であると考えました。人体や環境に負荷をかけないもの、有形無形にとどまらず、エシカルでサステナブルなチョイス(選択)を基準に開発する、施設内の生産環境や食品・製品・素材・サービスにいたる包括的な取り組みに、「Ethical Choice(エシカル・チョイス)」のロゴを付帯しています。
※「Ethical Choice(エシカル・チョイス)」の取り組みについて
https://metsa-hanno.com/feature/16707/
<※? 安達まみ(あだち まみ)について>
聖心女子大学学長。1956年、東京都生まれ。英文学者、翻訳家。文学修士(東京大学大学院)。文学博士(Ph.D. 英国シェイクスピア研究所)。元日本シェイクスピア協会会長。企画展示「クマのプーさん」展および『クマのプーさん展公式図録 百町森の歌』(PLAY! MUSEUM、名古屋市美術館にて開催)監修。企画展示「ムーミンの食卓とコンヴィヴィアル展」(ムーミンバレーパーク展示施設KOKEMUS他にて開催)英語監修。著書に『イギリス演劇における修道女像』(岩波書店)、『くまのプーさん 英国文学の想像力』(光文社新書)等。訳書にT・ヤンソン、L・ヤンソン『英語対訳 ムーミンコミックス』(冨原眞弓と共訳)、スウェイト『クマのプーさん スクラップブック』)(以上、筑摩書房)、ミムラ『帝国の計画とファシズム』(高橋実紗子と共訳、人文書院)、キャトン『ルミナリーズ』、ラスムッセン『シェイクスピアを追え!』、ローグ他『英国王のスピーチ』、ヴォルシュレガー 『アンデルセン』(以上、岩波書店)、ヴォルシュレガー『シャガール』、ブラックウッド『シェイクスピアを盗め!』3部作、トラフォード『オフィーリア』(以上、白水社)ウォーナー『野獣から美女へ』 (河出書房新社)、ラッカム画『シンデレラ』(新書館)等。
<※? 高橋実紗子(たかはし みさこ)について>
聖心女子大学現代教養学部英語文化コミュニケーション学科専任講師。1991年、東京都生まれ。英文学者。文学博士(Ph.D. 聖心女子大学大学院)。文学における博物学、動物表象を研究。論文に「初 期近代イングランドにおける海獣表象」(『宗教と文化』第37号)、「荒野の王が見た風景――シェイ クスピア悲劇『リア王』における飢饉、大嵐、疫病」(辻和彦、平塚博子、岸野英美編『終わりの風景― ―英語圏文学における終末表象』春風社)等。訳書にミムラ『帝国の計画とファシズム』(安達まみと共訳、人文書院)。創作に“A Leaf on the Water”(Literature Today: An International Journal of Contemporary Literature, vol.10)、“A Walker at Night” (Artis Natura, vol.2, issue1)等。
<※? 阿部浩志(あべ こうし)について>
ナチュラリスト・作家。東京都生まれ。自然科学の図鑑や絵本などの編集・執筆を行う傍ら、環境学習プログラム作成や、ナチュラリストとしてフィールド観察会や学校の講師を務める。主な著書に『はじめてのちいさないきもののしいくとかんさつ』(Gakken)、『くらべてわかる蛾1704種』(山と溪谷社)、『これは なんの つぼみかな1.~4.』(汐文社)、監修協力をした『図鑑NEO危険生物』『図鑑NEO[新版]動物』『図鑑NEO[新版]鳥』付録DVD(小学館)、翻訳査読した『ミクロの森1平方メートル の原生林が語る生命・進化・地球』(築地書館)、教科書の指導など多数ある。
<メッツァビレッジ>
https://www.youtube.com/watch?v=CPDcA0DMu_Y
フィンランド語で「森」を意味する「メッツァ」は、豊かな自然に包まれた湖畔の北欧ライフスタイル体験施設。100種類を超える北欧ブランドの取り扱いがある輸入雑貨を中心としたマーケットホール、レストラン・カフェ、季節ごとの ワークショップやイベントも開催しています。
湖でのフローティングが楽しめるボートアクティビティ、車中泊が可能なRVパーク、丘の上から湖が臨めるBBQエリアなど「自然」を身近に感じることができます。
2025年3月1日(土)には、「自然とデジタル」「キャラクターアート」を組み合わせた現代美術館「HYPER MUSEUM HANNO(ハイパーミュージアム飯能)」がオープン。館長には、編集者・クリエイティブディレクター・アートプロデューサーである後藤繁雄(京都芸術大学教授)が就任。オープニング展覧会は、世界的な現代美術作家・ヤノベケンジに よる「宇宙猫の秘密の島」を開催します。
https://metsa-hanno.com/metsa/
<株式会社メッツァについて>
株式会社メッツァ(本社:埼玉県飯能市、代表取締役社長:望月潔)はフィンテックグローバル株式 会社(本社:東京都品川区、代表取締役社長:玉井信光)のグループ会社として、北欧のライフスタイルを体験できるメッツァビレッジのマーケティング業務ならびにイベント企画、運営、新規事業開発を行います。
<公式サイト・公式SNS>
「メッツァ」公式サイト :https://metsa-hanno.com/
「メッツァ」公式X :https://x.com/Metsa_Official
「メッツァ」公式 Instagram:https://www.instagram.com/metsavillage/