プレスリリース

「家事は協力して行う」53.4% 夏休みで浮き彫りになる家庭内の温度差<キッズライン調査レポート>

リリース発行企業:株式会社キッズライン

情報提供:




全国で24時間スマホで呼べるベビーシッター・家事代行サービス「キッズライン」を運営する株式会社キッズライン(本社:港区六本木/代表取締役社長:経沢香保子)は、2025年6月14日(土)~6月22日(日)にかけて、0~17歳の子を持ち夫婦またはカップルで共に子育てしている親163名に「夏休みの家事」に関するアンケートを実施しました。その結果について、お伝えいたします。

<要点>
?? 夏休みの家事分担は「お互いの協力で成り立っている」が53.4%と最多
?? 家事への“温度差”を感じているのは女性が男性の2倍以上
?? 最も負担に感じる家事は「子どものお昼ごはんづくり」(74.1%)
?? 「もっと分担してほしい家事」でも昼ごはんが1位、次いで食器洗いや片付け
?? 昼ごはん対策には「スーパーの総菜」など“がんばりすぎない工夫”が主流

??夏休みの家事分担は「お互いの協力で成り立っている」が半数以上
幼稚園や小学校では、まもなく夏休みに入る地域も多く、家庭内では「いつもと違う生活リズム」や「家事・育児の負担増加」への備えが求められる時期となっています。

本アンケートで実施した夏休みのアンケートでは、「お子様が夏休みの間に増える家事の分担について、パートナーと話し合いをしますか(またはする予定ですか)?」という設問に対して、事前に話し合いをする家庭は(20.3%と)少数だった一方で、53.4%の家庭が「お互いの協力で成り立っている」と回答しました。



「パートナーとのお互いの協力で成り立っている」と回答した内訳としては、「特に話し合いはしていないがお互いの協力で回っている」33.1%、「家事が増えたときにその都度話し合って調整している」18.4%、「分担項目について話し合い、明確に決めている(または決める予定)」1.9%という結果となりました。
一方、「家事分担について話し合いはしておらず、自分で対応している」と回答した方は42.9%と、一定数が家事を一手に担っている現状も見えてきました。
なお、総務省の調査※では、男性の家事・育児にかける時間は年々増加傾向にあり、家庭内での協力体制が進みつつあることも伺えます。
※出典:総務省統計局「令和3年社会生活基本調査

??実際は「家庭内ギャップ」も浮き彫りに
夏休みの家事分担において、「お子様の夏休み中、パートナーとの間に家事への温度差やギャップを感じましたか(または感じますか)?」という問いには、性別によって認識の差が大きく現れました。



「強く感じた」「多少感じた」と回答した割合は、男性ではそれぞれ7.7%ずつだったのに対し、女性では「強く感じた」18.4%、「多少感じた」19.7%と、女性の方がギャップを感じている割合が約2倍以上高いことがわかりました。
この結果からは、一見すると協力し合っているように見える家庭でも、実際には家事の負担の感じ方に差があり、気づかれにくい不均衡が生じている可能性があることがわかります。
「家事への温度差」や「ギャップ」を感じるポイントについて、以下のようなコメントが届いています。
<女性のコメント>
●夫は普段と変わらず何も気にすることがない。私は早起きしてお弁当作りや子どもの分のスケジュール管理が増える(40代女性/福岡県)
●夏休みだろうが家事が増えることを全く意識していない(30代女性/愛知県)
●基本的に夫は平日の家事育児をしないので、子どもの夏休みがいつからいつまでと意識もしていない(30代女性/宮城県)
●子どもが家にいる時間が長くなると家事が増える想像すらしてくれない(40代女性/京都府)
●夏休み=お弁当が必要という意識が低い(30代女性/神奈川県)
●3食作る洗濯物の量が多くなるなど、家事が増えることを理解していない(30代女性/東京都)


??負担に感じる家事1位は「子どものお昼ごはんづくり」
夏休みに増える家事について、特に負担だと感じるものを最大5つまで選んだグラフが以下です。(※20%以上の項目のみを表示)



負担に感じる家事は「子どものお昼ごはんづくり」(74.1%)が1位で、2位の「食事回数に伴い増えた食器の洗い物」(37.9%)を大きく引き離す結果となりました。3位には「学童や塾、部活動などのためのお弁当作り」(32.8%)と「リビングの片付け」が入り、夏休み期間中は子どもの在宅や外出に伴う対応が家事の中心となり、家事負担全体を押し上げている傾向が見て取れます。
具体的な負担としては、以下のようなコメントが寄せられました。
<夏休みに増える家事とその理由>
●子どもの相手をしながら家事をするのが負担(30代女性/東京都)
●料理の回数が増えるため(30代男性/千葉県)
●どれだけ片付けてもすぐに散らかる。手が回らない、キャパオーバーになる。(20代女性/京都府)
●洗い物が乾く前に次の洗い物が来る。野菜が痛みやすい(30代女性/大阪府)
●メニューを考えるのが苦痛、いつも同じメニューになる(30代女性/千葉県)

??「もっと分担してほしい」と思う家事TOP3は
夏休みの家事で「もっとパートナーに分担してほしい」と感じるものを最大3つまで選んだグラフが以下です。(※15%以上の項目のみを表示)



パートナーに分担してほしい家事として最も多く挙げられたのは「子どもの昼ごはん作り」で、回答者の39.7%が選びました。この項目は「夏休みに特に負担だと感じる家事」の設問でも最多となっており、負担感の強さが伺えます。次いで「食器洗いや後片付け」31.0%、「リビングや共有スペースの片付け」27.6%と続きました。
この結果からは、調理や片付けといった日常的かつ繰り返し発生する家事に負担感が集中している様子が伺えます。特に夏休み中は、子どもが在宅する時間が長くなることで食事の回数が増え、終わりの見えない家事が心理的・時間的な負担につながっていると考えられます。
??「子どものお昼ごはんづくり」負担の理由は、料理回数増加と献立を考えること
多くの子育て中の家庭が負担に感じている「夏休みの子どものお昼ごはんづくり」ですが、具体的にはどのような部分が負担になっているのでしょうか?
夏休みのごはんづくりが負担に感じる理由を最大5つまで選択した回答結果が以下になります。(※20%以上の項目のみを表示)



負担に感じる理由として最も多かったのは「1日に何度も作らなくてはいけない」52.7%
と「メニューや献立を考えるのが難しい」47.3%という回答でした。
続いて「栄養バランスを考えなければいけない」、「食器を洗う回数や量が増える
」、「塾や学童、部活動などのお弁当を作らなければいけない」の順となりました。
この結果からは、多くの方が夏休み中の食事づくりにおいて、調理そのものだけでなく、献立や栄養の工夫、後片付けまで含めた一連のプロセスに負担を感じていることがわかります。
具体的に負担を感じるポイントについて、以下のようなコメントが届いています。

<ごはん作りが負担な理由>
●お弁当を作るためにいつもより早く起きる必要がある(50代女性/長崎県)
●またこれ?と文句をこどもに言われ、本当に面倒。できることなら毎日焼きそばとかチャーハンで許してほしい(30代女性/大阪府)
●給食がない分の対応はいつもと食材の都合も変わるため作成も予測も面倒(40代女性/愛知県)
●給食がないので毎日仕事の合間に昼ごはんを作るのがしんどいです(40代女性/埼玉県)

??夏休みのお昼ごはんづくり、頼りにしているのは「スーパーの総菜」
夏休みのごはん作りを乗り切るために、具体的にどのような工夫をしているかについてもヒアリングしました。
(※20%以上の項目のみを表示)



子どもの夏休み中、日々のごはん作りをどう乗り切るかという問いに対して、多くの方が「スーパーの総菜を利用する」と回答しました。
他にも「外食を活用する」「生協などの定期宅配を活用する」「食事の宅配・フードデリバリーを活用する」など、家庭ごとにさまざまな工夫が見られました。
特に目立ったのは、「すべてを手作りで頑張らず、市販品を上手に取り入れる」という柔軟なスタイルです。これは、手を抜くのではなく、無理せず続けるための前向きな選択として、多くの家庭に受け入れられていることが伺えます。

??「頑張りすぎない」家事のかたち 家庭ごとのバランスを見つめ直す夏に
本調査を通じて、夏休み期間中の家事・育児に関する負担が依然として家庭内に重くのしかかっていることが明らかになりました。
特に「子どもの昼食づくり」や「片付け」など、日々繰り返される家事に対する負担感や分担への不満が顕在化しており、家庭内の協力という表面的なバランスの裏に、実際のギャップが存在していることが伺えます。
また、近年は男性の家事や育児への関わりが少しずつ広がってきている一方で、家事の負担の感じ方や分担に対する意識には、男女で違いが残っている様子も伺えました。
子どもの成長とともに家庭のかたちは変化していきますが、「長期休暇中の家事負担をどう乗り切るか」は今後も多くの家庭にとって重要なテーマとなりそうです。
キッズラインは、これからも一人ひとりのご家庭に寄り添いながら、無理なく暮らせる選択肢として家事代行や育児サポートをもっと身近にする取り組みを続けてまいります。

??「夏の家事応援キャンペーン」実施中!



キッズラインでは6月13日(金)~8月31日(日)の期間中、夏の家事応援キャンペーンを実施しています。期間中に3時間以上の単発予約を2回ご利用で1,500円分のポイントをプレゼント。ご利用回数が増えるほどポイントが追加され、最大3,000ポイントを獲得できます。夏の家事応援キャンペーンを活用して、ぜひキッズラインの家事代行をお試しください。

<キャンペーン概要>
Step1 エントリーボタンを押す
※本キャンペーンへのご参加は、ユーザーアカウントへのログインが必須のため、未登録の方はこちらからご登録ください。
Step2 期間内に家事代行を利用する
■3時間以上の単発予約を2回で1,500円分
■3時間以上の単発予約を3回で2,000円分
■3時間以上の単発予約を4回で2,500円分
■3時間以上の単発予約を5回以上で3,000円分(最大)
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■キッズラインとは



「キッズライン」は、スマートフォンから簡単に利用できるベビーシッターおよび家事代行のマッチングプラットフォームです。現在、全国47都道府県で活動するサポーターは4,500名以上(2025年2月現在)。利用者は事前にサポーターの詳細なプロフィールや口コミ評価を確認して、24時間オンラインで手配できます。
サービスに登録できるベビーシッターは、特定の資格や研修(※1)をクリアし、弊社の面接および研修に合格した者のみとなっています。
家事サポーターは、整理収納アドバイザー資格を有する方や飲食店勤務経験者、豊富な主婦経験を持つ方が選考を通過し、活動しています。
累計依頼件数は230万件を突破し、全国各地の自治体とも連携。法人経由では2,300社以上の従業員の方に、育児や家事のサポートをご利用いただいています。また、安心してサービスを利用いただくために「安心安全対策10箇条」(※2)を策定しています。
詳しくは、公式サイトをご覧ください。
サービスTOP|キッズライン

(※1)<該当する資格・研修>
保育士(保母は対象外)/看護師/准看護師/子育て支援員研修(地域保育コース)/家庭的保育者等研修/全国保育サービス協会(ACSA)認定ベビーシッター/全国保育サービス協会(ACSA)ベビーシッター養成研修+現任研修/全国保育サービス協会(ACSA)居宅訪問型基礎研修
(※2)キッズライン「安心安全対策10箇条」
<キッズラインサポーターの活動エリア>
北海道 青森県 岩手県 宮城県 秋田県 山形県 福島県 茨城県 栃木県 群馬県 埼玉県 千葉県 東京都 神奈川県 山梨県 長野県 新潟県 富山県 石川県 福井県 岐阜県 静岡県 愛知県 三重県 滋賀県 京都府 大阪府 兵庫県 奈良県 和歌山県 鳥取県 島根県 岡山県 広島県 山口県 徳島県 香川県 愛媛県 高知県 福岡県 佐賀県 長崎県 熊本県 大分県 宮崎県 鹿児島県 沖縄県

■調査概要
・調査主体:株式会社キッズライン
・調査期間:2025年6月14日(土)~6月22日(日)
・調査対象:0~17歳の子を持ちパートナーと共に子育てしている(夫婦・カップル)親御様163名
・調査方法:インターネット調査
 ※本調査の「夏休み」とは、保育園・こども園・幼稚園、小学校、中学校、高等学校などにおいて1週間以上の連続休みがある場合を「夏休みがある」と定義しています

?本プレスリリースのお問い合わせ先
株式会社キッズライン 広報担当
取材依頼フォーム
※本調査内容をご利用の場合は、出典元として「キッズライン 夏休みの家事分担調査(2025年)」とご記載いただきますよう、お願いいたします。

■会社概要
株式会社キッズライン
代表者:経沢 香保子
事業内容:インターネットを使った女性支援事業、育児支援事業、家事支援事業
所在地:東京都港区六本木5-2-3 マガジンハウス六本木ビル7F
URL: https://kidsline.me/

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