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大宮門街で食とクラフトのマーケット「ハレタルテラスいいもの市」

「月に一度、まちの真ん中に開かれる食とクラフトのマーケット」

「月に一度、まちの真ん中に開かれる食とクラフトのマーケット」

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 食とクラフトのマーケット「ハレタルテラス」が1月17日、大宮門街1階門街広場(さいたま市大宮区大門町2)で初めて開かれた。主催はイベント運営企画の「Funwacca(ファンワッカ)」。

「静岡マルテイ石神製茶」の静岡県産野菜けんちん汁

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 「手間暇かけて作られた品と作り手の思いに光を当てて、作り手の声を直接届ける」のが特徴だというマーケット。パン店や野菜の生産者、クラフト作家など県内外から計36店が集まった。

 今回、食部門では特に「パン」に焦点を当て、県内のベーカリーや今後の活躍が期待される若手の店など10店が出店。会場にはイートインコーナーを設け、購入したパンをトースターで温め直せるよう工夫した。温かいコーヒーやけんちん汁を提供したほか、地元音楽家による生演奏に足を止める来場者もいた。

 家族で訪れた浦和区在住の30代女性は「SNSで気になっていたものの、距離があって行けなかったパン屋さんが出店すると知って来場した。作り手と話しながら選ぶのが新鮮で、お勧めの食べ方も教えてもらえた。家で試すのが楽しみ」と話していた。

 クラフト部門にはアクセサリーや器、小物など13店が並んだ。一粒の小麦からパンができるまでの工程をスタンプで表現するエコバッグ作りのワークショップも開かれた。

 革と帆布のバッグを販売した「cottolin」の山崎千香さんは「こだわりのある作家が出店していて、話すだけでも刺激になる。テントや什器を主催者側が用意してくれるイベントは珍しく、商品が映えるよう工夫された陳列台やおしゃれで分かりやすい店名表示など、出店者への思いやりを感じた」と話した。

 同社の村田婦佐子社長とデザイン・ブランディング担当の村田満飛さんは「生産者や作り手が心を込めて生み出したものを、思いと共に紹介できる『ハレの舞台』を作りたかった」と話す。食だけでなく、素材選びから仕上げまで丁寧に向き合った作品を日常に取り入れてもらいたいとの考えから、クラフト企画を専門とする合同会社「つくりえ」に協力を依頼したという。

 イベント名に込めた「ハレ」は特別な日や心が晴れる瞬間、「タル」は満ちること、「テラス」は人と人が心地よくつながる場所を意味する。村田さんは「日々の暮らしの中に小さな喜びや出会いが満ち、作り手と訪れる人が自然に言葉を交わせるマーケットを育てていきたい」と話す。

 今後も大宮門街で月に一度の定期開催を予定している。次回以降の開催は、2月14日・15日と3月14日・15日を予定。

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