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大宮ろう学園で「無言」の歩くサッカー 音のないピッチでアイコンタクト

走らない・しゃべらない・接触しない「ウオーキングフットボール」

走らない・しゃべらない・接触しない「ウオーキングフットボール」

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 「ウォーキングフットボール サイレンス」が2月7日、埼玉県立特別支援学校大宮ろう学園(さいたま市北区植竹町2)で開かれた。主催はNPO法人「ぺらーだ」。

走るのは禁止だが、ボールを追いかけ早歩きになることも

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 ウオーキングフットボールは、サッカー経験の有無を問わず、老若男女が無理なく楽しめるスポーツ。通常は「走らない」「接触しない」がルールだが、今回は耳の聞こえない人とのプレーを想定し、「話さない」という制約も加えた形式で行われた。当日は30~60代の3人が参加した。

 「誰もが運動する権利があり、気軽に参加できる環境づくり」を理念に、2014(平成26)年に同NPOを設立した代表理事の安斉義則さん。スポーツクラブ勤務を経て、障害者へのトレーニング指導をきっかけに支援員の道へ進んだ。現在は障害者支援施設で働きながら活動を続けている。安齋さんは「ウオーキングフットボールのイベントは増えているが、障害者向けの開催はまだ少ない。今日はイベント形式だが、個別相談も受けている。できることを続けていきたい」と意欲を見せる。

 イベントは9時に開始。準備運動では、安斉さんが考案した番号やアルファベットに応じた動きを取り入れた。「A」は右手と右足を同時に前へ出す、「B」は右手を右側に開き右足を前へ出すなど、頭を使いながら体を動かす内容。今回は参加者に耳栓を配布し、プレー中の発声も禁止した。パスやシュートの際はアイコンタクトのみで意思疎通を図り、安斉さんは「音が聞こえない状況では、仲間や相手の動きを、より注意して見て判断しなければならない。これが意外と難しい」と話す。

 さいたま市見沼区在住の60代男性は「30代までサッカーを続けていたが、定年後に再びプレーしたいと思い始めた。ウオーキングでも早歩きになる場面もあり、とても良い運動になる」と話す。東京都墨田区から参加した知的障害のある30代男性は「2年ほど前から参加している。今日で通算73得点目になり、とてもうれしい」と話していた。

 同イベントは不定期で開催している。

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