大宮駅東口を中心とした、音楽とアートパフォーマンスの祭典「第8回アートフルゆめまつり2015」が4月26日、開催された。
大宮駅周辺の12カ所で同時にコンサートやパレードを行う今年で8年目の同イベント。132団体が参加し、4万5000人が来場した。バンド・コーラス・ダンス・吹奏楽・太鼓などを演奏する参加団体の約6割がさいたま市内の団体であり、地域の音楽とアートのイベントとして年に一度開催。
もともとは桜木公民館と桜木中学校が共同で平成5年から開催した「せせらぎコンサート」という音楽イベントがアートフルゆめまつりの源流。その後、せせらぎコンサート市民企画委員会がイベントを引き継ぎ、「音楽で街に賑(にぎ)わいを」というテーマで、同イベントを開催している。
今回から新しい取り組みとして、氷川参道の平成ひろばで、飲食とアートクラフト物販の出店として「おおみや杜の市」を企画。
アートフルゆめまつり実行委員会の事務局長の出口朱輝さんは「街に音楽を流すと人が集まる。約半年を掛けて準備して『みんなが作り手、みんなが主役』というコンセプトで、街を回遊する人々に新たな交流と市街の新しいにぎわいになれば」と同イベントを振り返った。