見る・遊ぶ

さいたまの温浴施設で日本とフィンランド入浴文化交流 「026の年」始動

「お風呂の年トークイベント」(左から)新谷さん、沼田さん

「お風呂の年トークイベント」(左から)新谷さん、沼田さん

  • 7

  •  

 「日本・フィンランド入浴文化交流トークイベント」が1月26日、「おふろcafe utatane(うたたね)」(さいたま市北区大成町4)で行われた。主催は温泉道場。

ビール味の飲み物「コティカルヤ」 フィンランドの子ども定番飲み物だという

[広告]

 「おふろから文化を発信する」を企業理念に掲げる同社。2026年は、千年に一度の「お風呂(026)の年」であることにちなんだキャンペーンを通年、実施する。同イベントはその始動記念として、今年最初の「風呂の日」に企画した。

 トークセッションには、フィンランド政府観光局日本代表兼駐日フィンランド大使館スタッフの沼田晃一さんと、同社営業本部長でフィンランド政府観光局認定フィンランドサウナアンバサダーの新谷竹朗さんが登壇。日本とフィンランドの入浴文化について、「成り立ち」や「レジャー」など6つの観点で紹介した。

 入浴文化について、新谷さんは「日本は河川や火山が多く温泉が多い一方、フィンランドは火山がないため温泉はなく、湯に漬かる風習もない」と説明。沼田さんは「入浴はシャワーで済ませることが多く、サウナは温泉の代わりともいえる。サウナで汗をかいてから湖に飛び込みクールダウン。休憩所ではタオルを巻いて男女一緒に休むのが一般的」と話した。「おふろ文化」のレジャー面については画像を使いながら紹介し、フィンランドでは「サウナ観覧車」や「ハンバーガーショップサウナ(現在は閉店)」などのユニークな施設が立ち上がっていると紹介すると、観客から感嘆の声が上がった。

 沼田さんは「フィンランドには『サウナの中では皆平等』という考え方がある。家族や友人、会社の同僚やクライアントとの関係を育むコミュニティー的な役割も担っている。今年は改めて日本文化としての風呂や銭湯について発信したい。併せてフィンランドのサウナ文化も体験できるイベントなど、国籍問わず文化を共有できる場を作れたら」と話す。

 新谷さんは「今年は『お風呂(026)の年』を記念して、小学生以下の子ども向けのイベントやキャンペーンを実施する。次の千年を見据え、次世代に『お風呂文化』の良さを伝える企画を行っていきたい」と意気込む。

 春日部市から夫婦で訪れた竹下真由美さんは「ここのサウナコタ、オートロウリュが気に入って度々利用している。企画が多い施設でいつも楽しんでいる。今回は実際にフィンランドをよく知る方たちから話を聞くことができ、勉強になった。サウナ伝来の地が根室だったことも初めて知った」と話していた。

 同社は2026年、毎月26日(風呂の日)に系列店で小学生以下を対象とした「子ども入館無料キャンペーン」を実施。銭湯文化やマナーを伝える「子ども銭湯イベント」を1月~11月に開催する。

 施設の営業時間は10時~翌9時。入館料は、平日(10時~翌2時)=大人1,400円・子ども700円、土曜・日曜・祝日(同)=同1,600円・同800円。翌2時以降は、追加で深夜料金(1,680円)がかかる。

エリア一覧
北海道・東北
関東
東京23区
東京・多摩
中部
近畿
中国・四国
九州
海外
セレクト
動画ニュース