パレスホテル大宮(大宮区桜木町1)で8月5日、「NPO法人クッキープロジェクト設立記念パーティー」が行われた。
障がい者支援活動を展開する任意団体として2007年から、埼玉県内の福祉作業所で作られたクッキーの販売を行ってきた「クッキープロジェクト」は6月、NPO法人化した。
同NPO代表理事の若尾明子さんは「8年間の活動をへて、作業所・行政・地域企業とのつながりも増えてきた。組織となることでより活動範囲が増える。『福祉の商品でまちづくり』『障がい者の社会参加プログラムの開発』『企業の社会貢献プログラムの開発』という3つの活動を行っていきたい」と話す。
同NPOでは今後、「情熱を常設に」をキーワードに、福祉のアンテナショップ設置を目指し、障がい者の「働く」を見える化し、障がいのある人とない人が「まぜこぜ」になって暮らせる仕掛け作りに取り組んでいくという。
同パーティーには、福祉作業所・行政・地域企業の関係者ら約100人が参加し、盛り上がりを見せた。