「大宮を元気に」を合言葉に、市民が手作りで準備を進めてきた「アートフルゆめまつり」が4月21日、大宮駅周辺の13会場で開催される。
2008年に始まり、6回目を迎える同イベント。市民の手作りによる街中アートイベントで、大宮駅を中心とするエリアの街角や店舗など13カ所を会場に、子どもからお年寄りまでが、音楽や美術、パフォーマンスなどさまざまなアートを表現する。個人、グループ、プロ・アマを問わずに参加でき、今年は148の個人・団体が参加する。
市民主体で企画・運営している点が特徴で、全ての出演者がイベント主催者として、会場のスケジュール管理、機材などの準備、当日の運営などを担当しているのが特徴。これまでに3度の実行委員会を開き、各回とも100人以上が集まり、会場ごとの段取りや役割分担などを話し合い、準備を進めてきた。
今年の会場は、大宮区役所、下倉楽器前、大宮高島屋、野村証券、大宮駅コンコース、ロフト前・銀座通り、東光寺、中央デパート横、一の宮通り、太陽生命前、DOMピロティ、埼玉りそな銀行、平成ひろばの13会場。午後には一の宮通り~一番街~銀座通りでパレードを予定する。
事務局長として中心的に準備を進めてきた出口朱輝さんは「市民アーティストたちの思いのほとばしりを、見て、聞いて、楽しんでいただければ。ぜひ大宮に遊びに来てください」と呼び掛ける。