大宮のプラネタリウム「さいたま市宇宙劇場」（さいたま市大宮区錦町）で5月12日、市民グループによる独自の投影プログラム「Cosmic RADIO style」が開催される。

　投影会を行うのは市民グループ「さいたまプラネタリウムクリエイト（SPC）」。同劇場が2010年11月から約4カ月間の日程で実施した「市民プラネタリウム投影講座」に参加したメンバーが中心となって結成された。「プラネタリウムで操作することができる2600個の星々を自分たちの手で動かしてみたい」というメンバーは20～60代で、職業もさまざま。仕事の合間を縫って練習を重ね、同プラネタリウムでの投影会活動を中心に、小学校などで天文関係の出前授業「星の教室」活動なども行っている。

　今回の投影会は、メンバーが脚本や構成を考えたオリジナルのプログラム。さいたま市に関わりのあるアーティストの曲を流しながら、ラジオ番組風にパーソナリティーとして星空を紹介する予定だ。

　同グループ代表の舘谷さんは「練習日程も思うようにはならないが、宇宙劇場の協力を得て、観客の皆さんに楽しんでいただこうと頑張っている。ぜひ来場いただきたい」と呼び掛ける。

　開催時間は18時～19時。入場無料。定員は280人。入場整理券は16時40分から同劇場3階チケットカウンターで配布する。