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イオン大宮店に新潟発の「カフェ青山」関東初出店 フルーツタルトにこだわり

新鮮なフルーツを使ったフルーツタルト

新鮮なフルーツを使ったフルーツタルト

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 イオン大宮店(さいたま市北区櫛引町2)にフルーツタルトやコーヒーを提供する「カフェ青山」がオープンして一カ月がたった。

店頭に並ぶ色とりどりのタルト

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 新潟市内に2012年、1号店がオープンした同業態。店名の「青山」は1号店の住所の地名から名付けた。現在は新潟県内5店舗、岡山県内3店舗を展開。関東圏ではイオン大宮店が初の出店となる。

 内装やメニューのレシピ、ギフト商品のジャムのパッケージデザインなどほぼ全てを創業者の1人佐藤さんが手掛ける。「レシピ考案やパッケージデザインは独学で、詳しい人から教わりながら学んだ。自分の納得のいくものを提供している」と話す。

 同店を立ち上げた経緯について、佐藤さんは「コーヒーと甘いものが好きで、いろいろなカフェを訪れていたが、両方を本当にこだわって提供しているカフェがなかなか無かった。元々インターネットカフェを経営していたが、両方にこだわったカフェを展開すればヒットすると思い、このスタイルのカフェ一本でやっていこうと思った」と振り返る。

 デザートのタルトは「フルーツタルト」(734円)、「丸みかんのタルト」(626円)、「イチゴとクリームチーズのタルト」(648円)など全12種類を用意。他にも「シャインマスカットのタルト」(864円)や「マンゴーのタルト」(626円)など季節限定タルトも提供している。

 タルトの生地は岡山県と新潟県にある自社工場で生産している。バター、アーモンドをふんだんに使い、生地を厚くしてサクッとした食感が味わえるよう工夫。タルトにのせるフルーツは旬のものを提供するため、季節ごとに生産地の異なるフルーツを使っているほか、パンケーキやパスタなどのメニューも提供する。

 コーヒーは豆のブレンドから行い、自家焙煎(ばいせん)コーヒーを販売している。「ブレンド」「アメリカン」(以上432円)、「コロンビア」(486円)など全12種類を用意。「豆の量を多くし、深く焙煎しすぎないようにしている」

 佐藤さんは「店内の雰囲気は店ごとに変えて飽きないように工夫している。大宮店は白と青を基調にして明るく入りやすい雰囲気にした。今後は埼玉だけではなく、神奈川や千葉にも出店していきたい。店名は新潟市の青山が由来だが、いつかは東京の青山にも出店したい」と意欲を見せる。

 営業時間は8時~21時。

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