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さいたまスーパーアリーナで「ミンネのハンドメイドマーケット」 3万人来場

作家と直接触れ合いながら買い物ができる

作家と直接触れ合いながら買い物ができる

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 ハンドメード作品の販売・購入ができるオンラインサービス「minne(ミンネ)」の「minneのハンドメイドマーケット2019」が3月30日・31日、さいたまスーパーアリーナ(さいたま市中央区新都心)で開催された。

2日間で約3万2000人が来場した

 同サービスは個人間でハンドメード作品の売買ができ、手作りのアクセサリーや文房具、加工食品など、956万点以上の作品が展示・販売されている。サービス内のメッセージ機能でユーザー間のコミュニケーションが取れるので、オンライン上のハンドメードマーケットとして、20代~40代の女性を中心に利用が多い。

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 サービス名の「ミンネ」は博多弁で「~~してみない?」を意味する「~~みんね」という言葉がもとになっている。2012年にサービスを開始し、現在の登録作家数は51万人、年間流通額は120億円を超える。オンラインでのサービスに加え、ワークショップの開催場所提供や、掲載する商品の撮影方法のレクチャーなど販売活動のアドバイスを行う「アトリエ」の展開など、作家活動の支援にも力を入れる。

 今回で4回目となる同イベントは、埼玉では初の開催。全国で活動する1000人以上の作家が集結し、2日間で約1700ブース、15万点以上の作品を展示・販売した。オンライン上ですぐに完売する人気ハンドメード作品や、作家によるワークショップ、同サービスの「創造主(考案者)」阿部雅幸さんのトークイベントなど、幅広いコンテンツが展開され、全国から3万2000人超が来場した。

 デニッシュパンをモチーフにした小物作りのワークショップを行った「Siamese’s stock」の福元仁子さんは、言語聴覚士として病院に勤務していたところ、病気がきっかけで休職。療養中に趣味で始めた粘土細工や木工作品作りの楽しさから、療養先の福岡で作家として活動を始めた。「ミンネのハンドメイドマーケットは今回で3回目の出展。今は福岡で自分の店をオープンすべく準備している。自分が好きなものを作って、それを好きだと思ってくれる人が手に取ってくれることが、ハンドメードの楽しさ」とほほ笑む。ワークショップに参加した女性は「このようなワークショップ参加は初めて。細かい作業は好きなので楽しい」と手元から目を逸らさず真剣な表情で話した。

 もともと手作り市が好きでよく通っていたという阿部さんは「手作り市に出展している作家さんから、ネット販売をしたくてもノウハウがなく難しいという声をよく耳にしてミンネのサービスを思いついた。サービス内でもユーザー同士のコミュニケーションは盛んなので、このようなオフラインのイベントを開催し、お気に入りの作家さんに会う機会や作家同士が交流する機会をつくることで、よりつながりを強めてもらえれば」と話した。「個人の作家活動ではなかなかできない海外展開や外部サービスとのコラボなどを展開してきたが、今後もさまざまな形で作家さんが活躍できる場所を広げていきたい」とも。

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